多くの教室ではチョークを黒板の溝に置きっ放しにしています。本来、溝はチョークの粉が飛び散らないようにするためのものであって、チョークを置く場所ではありません。 チョークは手に触れる部分を被膜しています。正しい使い方をしていただければ、手に汚れが付くことはないのです。実際、先生の中にはチョークをケースに入れて持ち歩いておられる方もいます。 それから、粉が舞ってしまうのもチョークのせいではなく、黒板消しによるものです。私自身が技術開発に忙しく、正しい使い方を伝える広報活動に力を入れることができませんでした。 こうした理由で2014年の夏ごろに自主廃業を決めました。今なら債務もなくて、社員や家族に迷惑をかけることなくやめられると決断しました。3代続いたので決めた時は寂しかったです。 自主廃業を決めてから、お客様にご迷惑をかけない形にするにはどうすればいいかを考えてきました。 まず考えたのは、会社