NTTドコモの山田隆持社長は4月28日の決算発表で、4月1日に発売したAndroid端末「Xperia」が、20日までに10万台売れたことを明らかにした。「これまでドコモが出したスマートフォンで一番の売れ行き」という。 「これから大きな伸びていくのはスマートフォン」と山田社長は期待。機種数やコンテンツ、料金プランを「三位一体」で充実させ、拡販していく考えだ。今期の端末販売台数は1820万台を見込み、スマートフォンは国内市場の3分の1に当たる100万台の販売を「努力目標」として目指していく。 パケットARPU増加が「経営の根幹」 スマートフォンが切り札 山田社長はパケットARPU増加を今期の「経営の根幹」と位置付けており、スマートフォンの拡販でARPUを底上げしたい考え。前期のパケットARPUは2450円、音声ARPUは2900円。今期は、パケットARPUが前期より110円増の2560円、音