システム構築自動化のためのフレームワーク「Chef」を開発する米Chef Softwareは12月5日、「Chef Client 12.0.0」をリリースした。Chef 11との後方互換性があり、Windows向け機能の強化、SSL認証のデフォルトサポートなどが特徴となる。 Chef Clientは、管理対象のサーバーにインストールして利用するソフトウェアで、Chef Serverから各種設定データなどをダウンロードして自動的にサーバーの設定を行ったり、ユーザーからの操作を受け付けるフロントエンドとなる。 Chef Client 12では、新たに「ProviderResolver」を導入した。OS環境をチェックしてそれに応じた適切な設定方法を利用するためのツールで、たとえばシステムがsysV Initを利用しているのか、それともsystemdを使用しているのかを判断して実行する処理を自動的