Norovirusの代替指標としてFeline Calicivirusを用いた手洗いによるウイルス除去効果の検討
ノロウイルス (NV) による集団胃腸炎は事例数患者数ともに毎年上位をしめ, その予防対策の構築が求められている. しかしNVは現在培養系が確立されていないため, その不活化の条件などに不明な点も多い. そこでノロウイルスと同じカリシウイルス科に属するネコカリシウイルス (FCV) が培養可能であることに着目し, 手洗いによるウイルス除去効果についてウイルス感染価と遺伝子量を指標にアルコール, クルルヘキシジン, 第四級アンモニウム塩, 成分としてヨード化合物, トリクロサン, フェノール誘導体を含むハンドソープを用いて検討を行った. その結果, 流水によるすすぎのみでもウイルス量が100分の1程度に減少することが明らかとなった. 手洗い時にハンドソープを使用することにより, さらにウイルス量の減少傾向が強まったことから, 手洗いはウイルス性胃腸炎の発生予防および拡大防止に非常に有効な手段
Norovirus の代替指標として Feline Calicivirus を用いた 手洗いによるウイルス除去効果の検討
Norovirus NV feline calici virus FCV Norovirus ! Feline Calici Vi- rus T a b l e1 An t i s e p t i c d r u gp r o d u c t s u s e di nh a n dwa s h i n gt r i a l D o s e f o r h a n dwa s h i n g I n g r e d i e n t a n dc o n c e n t r a t i o n An t i s e p t i c d r u gp r o d u c t s p r a y3 t i me s 7 0 %e t h y l a l c o h o l Al c o h o l 5 0 mL 0 . 1 %g u l c o n a t e c h l o r h e x i
発育研究の動向
The study of human growth and development is a basic science, and such studies focus on age-related changes in morphology and physiology mainly during the first 20 years of life. During this period, rapid changes occur in size, physique and body composition and in various body systems. Already, many issues related to such changes have been suggested by the Subcommittee on Growth and Development of
第1子の早期育児期における父親の家庭内役割行動及びその関連要因
早期育児期における父親の家庭内役割行動とその関連要因を明らかにすることを目的に、生後3ヶ月以内の第1子をもつ61名の父親に質問紙調査を行った。その結果、1)父親の家庭内役割行動量が多いほど児への愛着が強く、役割間葛藤が少なかった。2)数量化III類により関連要因は4カテゴリー群に分類でき、家庭内役割行動への内面的動機と年齢の程度によって説明できた。3)2)のサンプルスコアにより対象者は4分類できた。第I群は児への愛着と家庭役割コミットメントが強く、第II群は仕事満足感や自己肯定感が強く、また経済的な困難を感じていなかった。第III群は平等的性役割観が強い一方、児への愛着や家庭役割コミットメントが弱く、第IV群は他群より平均年齢が低く結婚期間も最も短く、経済的困難や役割間葛藤を感じていた。4)家庭内役割行動量は、妻への精神的サポート量について第I群が第III群及び第IV群より有意に多かった。
PF024 子どもの誕生前後における父親意識・役割行動の発達的変化 : 縦断的研究からみる親子関係(26)(ポスター発表F,研究発表)
Online ISSN : 2424-1571 Print ISSN : 2189-5538 ISSN-L : 2189-5538
父親になることによる発達とそれに関わる要因
父親は,子どもとの関わりを通して精神面・行動面においてどのような変化を遂げるのだろうか。本研究は,その内容を明らかにし,その規定因を育児関与の頻度および個人的要因・家族要因・職場要因の3要因から検討したものである。まず,父親の発達の内容を明らかにするために,3〜5歳の子どもの父親92名を対象に自由記述による質問紙調査を,さらにそのうちの23名に対し個別面接調査を行った。そこで得られたエピソードから尺度を作成し,それを用いて第1子が未就学児である父親224名に質問紙調査を行った。その結果,父親になることによる変化として⌈家族への愛情⌋,⌈責任感や冷静さ⌋,⌈子どもを通しての視野の広がり⌋,⌈過去と未来への展望⌋,⌈自由の喪失⌋の5因子が抽出された。これら5因子と育
1
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く
小学校英語活動用テキストの語彙
日本の家父長的家制度について －農村における「家」の諸関係を中心に
父親の育児ストレスの実態に関する研究 清水嘉子
周産期における夫の父親役割獲得プロセス 木越 郁恵他
幼児期の障害児をもつ父親の養育行動獲得プロセス