みなさんは、『家畜人ヤプー』という作品をご存知でしょうか? わたしとしては、娘に読ませたくない作品ナンバーワンレベルの作品だと思っています。初めて読んだ時は、「なんじゃこりゃ!」と思ったのですが、マゾヒスト作品として作られたものと知ると、「なるほど、こういう見方もあるのか」と納得できたことを思い出します。 わたし自身、2020年にこの本を読み直すと、「日本政府は完全にヤプーだな。」と思いました。なぜ、三島由紀夫に絶賛されたのか、読んでいただければわかります。 今回の記事では、奇作『家畜人ヤプー』を生み出した《作家》についてまとめて見たいと思います。 戦後最大の奇書『家畜人ヤプー』の作者は、高等裁判所の裁判官だったのか、編集者だったのか。今回の記事では、突如、マスコミによって、作者に仕立て上げられてしまった男性の目線でまとめています。 『家畜人ヤプー』の作者は誰であるか、諸説ありますが、今回