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ブックマーク / www.plateaus.com (2)

  • Economics, Technology & Media » 基軸通貨がスイッチする時

    いや、別に早晩スイッチするとは全然思ってないのですが、Barry Eichengreen先生の「ドルの興亡、または米ドルが主要準備通貨として英ポンドに取って代わったのはいつか?(*1)」というのを読んでて少し面白かったのでちょっとメモ。トリフィン先生とかの刷り込みがきつくて、基軸通貨というのはネットワーク効果で「勝者が全部独り占め」になって、「天にニ日なし、市場にニ基軸通貨なし」になるもんだというのが一般的な理解ですが、そーとも限らんという話です。 一般的な常識では、第2次大戦前までは大英帝国のポンドが圧倒的な基軸通貨で、第1次大戦後には英国はすでに米国に経済力で凌駕されていたにもかかわらず、例の「ネットワーク効果」や惰性によって第2次大戦が終わるまではポンドが世界の基軸通貨の地位に「ロックイン」されていたのが、第2次大戦後はさすがに米英の差が開きすぎてスイッチが切り替わるみたいに米ドルが

  • Economics, Technology & Media » 日本の債務で再びガタガタ

    政権交代後、民主党政権はいろいろ「見直し」で、ガタガタしているようですが、「見直し」は日国内だけではなく、国外からの日に対する目も同様です。 中国などの新興経済の陰に隠れて、ここ数年日に対する関心は大きく薄れていたので、鳩山政権の誕生とともに「忘れられていた」日へのスポットライトが回ってきた感じです。折も悪く、世界中の先進国で公債の増大に懸念が高まっていたところなので、日の公債残高は格好のネタになっています。 めぼしいところでは、投資誌の「バロンズ」の9/26日号でJonathan R. Laingが「Is the Sun Setting on Japan(陽は沈みつつあるのか)」で日の公債残高が財政破綻のシナリオに近づくとしたエコノミストの見解を取り上げています。 そして、10月中旬にはグリーンライト・キャピタルのDavid Einhornが先進国、特に日での金利の急上昇の

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