1ヶ月のご無沙汰です。更新をさぼってしまった理由は二つ。話題のtwitterにハマってしまったこと(皆さんもダマされたつもりでトライしてください)。そして、今日のテーマをずっと追ってきたものの、考えがまとまらなかったことです。 もう3週間も経つが、COP15の話をしたい。会議開催前から、京都議定書に代わる新たな議定書の枠組を妥結できるとは誰も考えていなかったとは言え、誰もあれほど混乱した幕切れに終わるとも考えていなかったはずだ。政治的宣言さえ正式採択できず、用意された 「合意」 案の上に “take note” するという紙1枚乗っけただけで幕切れになるとは・・・。 土壇場の善後収拾会議 (12月18日の米、中、インド、ブラジル、南アフリカ五ヶ国会議)から外された欧州の怒りと失望感はとりわけ大きい。その怒りが中国に集中して向けられていることは周知のとおりで、とくに英国のミリバンドエネルギー