この本を今年の3月に読んでいれば、今頃投資金額を倍に増やせたと思った。 多くの経済本が今後の世界経済の状況は深刻になると言っていたので、私は今まで株を買わずに様子を見てきた。しかしあれよあれよという間に株価が上昇してきた。 藤巻さんはアメリカの金融システムが回復すれば、株価が上がり、世界経済は回復すると言っており、今回の危機はそれほど大げさな物ではないとしている。 アメリカは順調に行き詰まった銀行を破綻させ(アメリカは今年に入って100行の銀行が破綻した)、金融システムの回復を急いでいる。日本みたいに郵貯を再び国有化して、時代の流れに逆行しているのと大違いだ。 そして金融システムが回復したかどうかは、経済評論家の意見よりもシティバンクやバンクオブアメリカの株価で判断せよ、と言っている。 藤巻さんは市場価格主義者だ。そして市場がより適正な価格を示すためには、多くの人が市場に参加すること(市場
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