4月9日、中国は、日本の12都県からの農産物の輸入も禁止することが明らかに。写真は福島第1原発周辺の地図と放射線量測定器。福島市で4日撮影(2011年 ロイター/Kim Kyung-Hoon) [上海 9日 ロイター] 中国は、日本からの食用農産物や飼料など、農産物の輸入も禁止する。対象地域は12都県。中国国家品質監督検査検疫総局が8日遅く、ウェブサイト(www.aqsiq.gov.cn)上で発表した。 理由については、東日本大震災で被災した福島第1原子力発電所の事故による放射能汚染の懸念が強まったからだとしている。 新華社の9日の報道によると、今回の措置は、中国政府が3月に発表した日本産食品輸入の禁止を拡大するもの。これまでは乳製品・水産物・野菜・果物が対象だったが、新たに農産物を追加。地域もこれまでの5県から計12都県に増やした。 対象となるのは、福島、群馬、茨城、宮城、新潟、長野、埼