科学ヒトゲノムでは完全に世界から置いてかれた日本の打つべき手は「じゃあ遺伝子の発現パターンはどうなってるの」です(僕個人のイメージです)。セントラルドグマって最近エヴァンゲリオン以外で言わなくなったけど、DNA・RNA・タンパク質の流れです。ゲノムDNAがわかったら次はRNAだよねーと、理研が大昔からトランスクリプトーム解析で完全長cDNAとかRNA新大陸とかやって、世界にアピールしてきました。 そういえばヒトゲノムが解読されたのはもうずいぶん前になりますね今思えば。あの頃はこれからポストゲノム時代だぞ乗り遅れるなワー!と思っていましたが、次世代シーケンサーとやらの活躍で、いろんな人間を何度も何度も読むことに大きな意義が見出されて、案外今でもゲノムゲノムしているなあという印象。もちろんマイクロアレイとか質量分析とかあるけどさ。ゲノム疫学、ゲノム博物学の台頭がやっぱすごいなと。このままGWA