石造千手観音菩薩立像、同釈迦三尊像、同薬師三尊像、同阿弥陀三尊像(以上、国の特別史跡及び重要文化財)、銅鐘(県指定有形文化財)、銅製灯篭、銅製鰐口(以上、市指定有形文化財) 門前 大谷寺(おおやじ)は、栃木県宇都宮市大谷町にある天台宗の寺院である。山号は天開山。院号は浄土院。本尊は千手観世音菩薩で、坂東三十三観音第19番札所。国の特別史跡および重要文化財に指定されている「大谷磨崖仏」の所有者となっている。 本尊真言:おん ばざら たらま きりく そわか ご詠歌:名を聞くもめぐみ大谷の観世音 みちびきたまへ知るも知らぬも 歴史[編集] 大谷寺は大谷石凝灰岩層の洞穴内に堂宇を配する日本屈指の洞窟寺院である。 本尊は、凝灰岩の岩壁に彫られた丈六(約4.5メートル)の千手観音で、一般には「大谷観音」の名で知られている。 当寺周辺には縄文時代の人の生活の痕跡が認められること(大谷岩陰遺跡)、また弘仁