パリ市内のレストラン前でテロの犠牲者を追悼する人たち。「イスラム国」はテロリスト集団なのか。それとも「一交戦国」なのか。写真:AP/ アフロ 2016年1月号記事 パリ同時テロ 憎しみを超えて、愛を取れ 「イスラム国」はアルカイダとは違う──キリスト教圏との「和解」はできる (2016年1月号記事) 11月13日のパリ同時テロは、2001年の9・11テロと同様に、「世界を変える」ものになりそうだ。 9・11テロ後、欧米各国は、事件を起こした国際テロ組織アルカイダなどとの対テロ戦争を続けてきた。そこに今回の犯行声明を出した「イスラム国」との新たな戦いが加わる。 アルカイダは地下に潜伏したテロ組織だったが、イスラム国はシリアやイラクのかなりの領域を支配し、事実上の「国」を建てている。一つの国家が「世界中でテロを仕掛ける」と予告しているというのは、アルカイダ以上の恐怖だ。 一般市民を狙った無差別
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