M=の後に続くオプションは、 A…認証を無効にする。 a…認証を必要とする。 E…ETRNコマンドの使用を禁止する。 ということを指定しています。 ETRNとはTURNコマンドのセキュリティ強化版で、通常とは逆向きにメールの送信を行う仕組みです。587番ポートはメールクライアントからメールを送信する為の専用ポートなので、逆向きにメールの送信を行うようなことはありえません。ので、オプションEを指定しています。 また、DAEMON_OPTIONSの前に、FEATURE(`no_default_msa')を書いています。 これは、デフォルトで設定されているMSA(Message Submission Agent)を一旦無効にし、その後改めてMSAの設定を行う為です。 この設定を行った場合の、telnetコマンドを使用した動作を確認しました。 図のような環境でメールクライアント端末から、メールサー