フェイスブックの利用者が10億人を超えたという。 マレーシアのクアラルンプールのとある飲食店にいた家族連れも家族との会話を楽しむわけでもなくそれぞれネットに接続して、若い子たちはフェイスブックだったし。 タイのチェンライの農村部のインターネットカフェでもユーチューブとフェイスブックにみんな接続していたし。カンボジアのプノンペンでも、私がフェイスブックをみていると、若いカンボジア人の男性に、「フェイスブック!!」と声をかけられるし。車もテレビもクーラーもそんなに早くいろんな人のもとに届かなかったよ、と。でも、フェイスブックは違う。今やどこにでも。 フェイスブックのようなソーシャルメディアのすごいところは、ほとんどの人間がもつであろう、もはや本能かもしれない。「さみしいから、誰かとつながっていたい、見られていたい」という気持ちをがっちり捉えているところだろう。どんな個人にもだれかに見られる舞台