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ブックマーク / elm200.hatenadiary.org (6)

  • カネを媒介としない新しい経済ー21世紀の評価経済論 - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    新時代へようこそ。 経済は、いま20世紀型から21世紀型へ大きく変貌しつつある。 カネとモノの交換。これはもっとも伝統的な商取引であり、経済の基である。20世紀前半はこれが経済活動の大半を占めていた。 カネとサービスの交換。モノの生産が効率化して、モノの生産に従事する人間が減ると、サービスの生産に従事する人間が増えた。20世紀の後半には経済のうちの大きな割合を占めるに至る。 無料の情報発信。インターネットの発展とともに、情報発信のコストが飛躍的に減少して、事実上ゼロに。無料で提供される情報が爆発的に増大した。最初、有料で提供されていた情報も、複製コストがゼロという性質のため、(ときには違法に)共有されていき、事実上無料になっていく事例が続出した。 無料で提供された情報が有用である場合、発信者は優秀との評価を受けて、インターネットに評判を蓄積していく。その結果、高い評判をもつ情報発信者が提

    カネを媒介としない新しい経済ー21世紀の評価経済論 - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)
    iammg
    iammg 2012/02/22
    「初期には、評判を蓄積するのはサービスを高く売ってカネを得るのが目的だったとしても、次第に、評判そのものの蓄積が最終目的になっていくのではないだろうか?」
  • 私はおカネ儲けが苦手です - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    私たちは、資主義経済に生きている。私たちは、大人になった後、四六時中、いかにカネを多く得て少なく使うか、いかに蓄えるか考えつづけている。カネは空気のように、社会全体にあまりに当然かつ普遍的に存在していて、それがわずか4000年ほど前、人類の長い歴史のごく最近になって登場したものであることを忘れてしまっている。 私は、茨城県の片田舎の中流の家庭に生まれ育った。父は大企業の管理職、母は地方公務員。地方では経済的に恵まれた方だったろう。古河市は、関東平野の北部に位置する農村地帯だったが、私が生まれた40年前には、急ピッチの工業化が進んでいて、新しく造成された工業団地に最新の工場が建設されはじめていた。私の父はそういう新設工場の一つで、生産管理の職に就くため、東京から赴任してきたのだ。 子供だった私は、まだ豊富に残る雑木林に入って、虫をつかまえたりするのが好きだった。だが、当時は次々に宅地造成が

    私はおカネ儲けが苦手です - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)
    iammg
    iammg 2012/02/20
    はい!「現代は、そういう「ニート=高等遊民」たちがネットを通じて生活の糧を得やすくなっている素晴らしい時代だ。」
  • 私の典型的な一日 - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    パブリック・マン宣言で私は、「情報公開を基とする人間になりたい」と述べた。今日は、その約束を果たすべく、私の典型的な一日をお伝えしたい。 私は、毎日同じ時刻に起きて、同じ時刻に寝るタイプの人間ではない。だいたいこんな感じ、という典型的な一日を日誌風に記すことにする。もちろん、毎日これと全く同じことをしているわけではない。 6:30 起床。 7:00 入浴。 7:30 朝。時事問題について語り合う。 9:00 ブログ執筆。 11:00 フィリピン・オンライン英会話 12:00 昼。 13:00 書評人関係の作業。プログラミングやレビュー更新など。昼寝することも。 16:00 15分歩いて近所のマクドナルドへ。コーヒーを注文。iPod touch で米国の無料オンライン大学に行き、英作文を学ぶ。 19:00 夕。再び母と人生論や社会論について語り合う。 20:00 ネットサーフィン。ベ

    私の典型的な一日 - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)
    iammg
    iammg 2012/02/18
    ブログ芸人、酒井さんの1日。
  • パブリック・マン宣言 - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    41歳の日人の男はいかに生きるべきか。その社会通念は、日の中でも住む地域や所属する社会階級によって異なるのかもしれない。私は、東京のいい大学を卒業したので、同級生たちはたいてい大企業や役所で働いている。多くは家族を持ち、仕事に子育てに忙しく暮らしている。かつて、同じような立場で生活していた私は、いつしか彼らと遠くかけ離れた人生を歩むようになった。 私は大学を卒業して入った都市銀行を半年で退社。1年間フリーターを経験した後は、ずっと IT 技術者としてメシをってきた。私は零細ソフトウェアハウスの技術者としてスタートしたので、当然ながら、孫請等の仕事が多かった。いわゆる下流の仕事だ。昔は、B2C のウェブサービスなんて存在しなかったから、大企業の社内システムを構築する仕事が主だった。2005年あたりに、インド系ソフトウェア会社でブリッジエンジニアのような仕事をした後、ウェブ制作業で独立。

    パブリック・マン宣言 - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)
    iammg
    iammg 2012/02/15
    ブログ芸人ここに極まる!酒井さん、突き進むの巻き。一度もお会いしたことがないけれど、なんでこんなに親しみを覚えるのだろうか、笑。今後ともよろしくです。
  • 知られていない意外な日本のよさ - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    私はベトナムに来て2年が経過した。いろいろ経験してみて、昨今の新興国ブームにも落とし穴があると感じるようになった。 日にあって新興国にないものは何だろうか? 公共性に対する敬意と法治主義である。 新興国でビジネスをやったことがある人間なら誰でも知っていることだが、新興国の政府はどこも腐敗している。許認可に関して賄賂が要求されることは日常茶飯事だ。さまざまな歴史的事情で新興国では制度的な腐敗がはびこっている。制度的というのは、横領や収賄といった腐敗が、一部の不心得者ではなく、大多数の官吏において日常的に行われていることを指す。こういう環境ではむしろ清潔さを維持しようする官吏が排除される。 腐敗はもちろん倫理的に正しくない。もっと悪いことに、種々の嘘の温床になり、周辺の人々の意思決定を常に誤らせ続ける。海外から資金援助が行われても、そのかなりの部分が複雑な経路を経て、役人のポケットに入る。し

    知られていない意外な日本のよさ - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)
    iammg
    iammg 2011/11/14
    「..新興国が発展した(ように見えた)のは、主に先進国による直接投資が一定のよい統治(ガバナンス)を部分的に実現し、その周辺で経済が発展したにすぎないのではないか。」
  • 貴族化した日本人 - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    昨晩は、タムさんといろいろと話をした。タムさんは、明るい活発な性格の20代半ばの女性である。大学卒業後、現在は台湾系のオーディオ部品メーカーで事務の仕事をしている。この台湾メーカーは、ベトナムに工場があり、そこで生産した製品を日のオーディオメーカーに販売している。そこで、日語のできる彼女が雇用されたわけである。給料は300ドル。ホーチミン市内に妹さんと二人暮らし。その家賃は、たしか30ドルくらいだそうだ。私が思い切って「生活は楽ですか?大変ですか?」と聞いてみると、「先日買ったバイクの支払いが今月まであって、大変でした。月200ドルずつ返済していたので」と笑顔で答えてくれた。二人で腹いっぱいべた大衆堂の支払いが、7万ドン(437円)。今日も彼女が払おうとするのを制止して、買い物の手伝いのお礼だと言って、私が支払うと、彼女は照れくさそうに笑った。 タムさんは、いまどきのサイゴンの典型

    貴族化した日本人 - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)
    iammg
    iammg 2011/11/14
    「いまの日本人全体は、平安貴族のようなものではないか。」
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