今回取り上げるフリーゲームは、サークル「クーネリア」が制作したRPG『芥花』です。繊細で可愛らしい少女達が主役の作品ですが、その題材は「拷問」と「秘密」。「至死者」と呼ばれる少女達が悪魔主催のゲームに参加させられ、お互いの「死因」を奪い合うという内容です。彼女達はそれぞれが拷問の悪魔と契約し、「辺獄」を舞台に戦うことになります。 拷問と言うとただ理不尽で恐ろしい印象を持つ方もいると思います。しかし『芥花』では直接的な描写は控えめなので、苦手な方にも間口が広い作品です。一方、プレイヤーに揺さぶりをかけるような生死への葛藤を描くことで、少女達が生きた証を鮮烈に表現しています。 キャラクターだけでなく、駆け引きが熱い戦闘や、まったく違う遊び方を提示した3つのシナリオなど、本作は様々な要素が絡み合って構成されています。この記事ではその魅力をじっくりと紹介します。 死を運命づけられた少女達は、悪魔主
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