鬱病で休職50万人…社会の損失2・7兆円 http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/120611/wlf12061108010000-n1.htm 大阪市内に住む30歳代の女性は、26歳のころに自殺を意識していたという。就職を機に親元を離れ1人暮らしを始めたが、会社から帰宅しても「お帰り」の声がない。そのとき、ふと寂しさを感じた。 「仕事でつらいときも親に迷惑をかけたくないので相談できなかった。本当のことを話せる相手がいなく、どんどん孤独感が深まりました」 何年もそうした状況を過ごすうち、女性は衝動的なリストカットを繰り返すようになった。 幸い、痕に気付いた友人の存在で立ち直ることができたという。ささいな愚痴にも寄り添い、話を聞いてくれる友人が、女性を孤独から救い上げた。 自殺者が3万人を超えたのは平成10(1998)年。その前年まで2万43