群雄割拠のゲーム業界でクリエイターはどう生きるべきか──『ダンガンロンパ』小高和剛×『Ever17』打越鋼太郎が、その胸中を語る 放蕩の果てにたどり着いた「ゲームのシナリオ」──作家論のような話も出てきましたが、おふたりは若い頃から「何かを作りたい」みたいなモチベーションを自然と持っていたんですか? 打越氏: まあ若い頃は、人さまに見せられない内容の小説とかを、それなりに……(苦笑)。 小高氏: 僕はずっと、俗に言う“中二病”を引きずり続けてきていますね(笑)。中学校くらいのときに感じていた「俺はサラリーマンになんてなりたくねえ」、「何者でもない人間になりたくない」という、すっごい浅い動機からスタートしていて。 それこそ、中学で音楽をやろうと思っては、ギターとキーボードにすぐに挫折して、20代は映画を作りながらたいした就職もせず……そんな風に流れていった果てに、最後にたどり着いたのがゲーム
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