パリ在住ジェフ・ミルズが語る「日本をとても心配している」 | CINRA
マジックのタネを明かされることで、むしろそのマジシャンの技術の高さに驚かされることがある。2004年に発表されたジェフ・ミルズのDVD＋CD作品『Exhibitionist』が人々に与えたのは、まさにそうした種類のショックだった。テクノミュージックはいかにして生み出されているのか。そんなシンプルな問いに対し、同作で彼は、複数台のカメラの前に立ち、自らのプレイを惜しげもなく晒してみせた。自身がパイオニアの一人として牽引してきたテクノシーンの中でも、圧倒的にオリジナルな彼の音楽哲学と卓越した技を記録したその映像は、いまや伝説と呼ばれている。 それから11年。同作のコンセプトを引き継いだ第2弾『Exhibitionist 2』が発表された。本作で目指したのは、「アートフォーム」としてのテクノの可能性の拡大であるという。長い時間を経ての発表の背景には、テクノシーンの現在と未来に対する、ミルズのどの
会田誠・会田家の作品撤去・改変騒動から考える、美術館と子どもの問題 | CINRA
会田誠・会田家の作品をめぐる作品撤去・改変騒動 東京都現代美術館の『おとなもこどもも考える ここはだれの場所？』展で起こった、会田誠一家の作品に対して美術館と東京都が撤去・改変を要請した事件は、会田が所属するミヅマアートギャラリーの三潴末雄がTwitterで遺憾を示した7月24日夜から始まり、Tumblr上での会田誠本人の経緯説明、SNSでの多数の美術関係者の抗議などを経て、7月31日現在、いちおう美術館の要請撤回へと決着したようだ。事態の推移に不透明なところの多い事件だったが、昨年から相次いだ「表現の自由」「公共施設である美術館の制度」を巡る出来事（政治的なメッセージを含むとして作品の一部を撤去された、東京都美術館における中垣克久の作品や、わいせつであるとして作品の一部を布で覆われた、愛知県美術館における鷹野隆大の作品など）のアーティスト側の敗色が濃い決着に対して、ポジティブな成果が得ら
BASEMENT JAXXの来日公演、東西2都市で3月に開催 | CINRA
BASEMENT JAXXの来日公演が、3月12日に大阪・なんばHATCH、3月13日に東京・豊洲PITで開催される。 『FUJI ROCK FESTIVAL '14』初日のWHITE STAGEでヘッドライナーを務めたBASEMENT JAXX。8月に発表されたアルバム『Junto』の日本盤には、Chara、MADEMOISELLE YULIAをゲストに迎えた楽曲も収録された。 今回の公演は、彼らにとって約5年ぶりの来日ツアーとなる。チケットの主催者先行予約は12月23日12:00からスタートする。 BASEMENT JAXX来日ツアー 2015年3月12日（木）OPEN 18:00 / START 19:00 会場：大阪府 なんばHATCH 2015年3月13日（金）OPEN 18:00 / START 19:00 会場：東京都 豊洲PIT 料金：各公演 前売6,800円（ドリンク別）
取り壊し予定のビル1棟を利用したアートプロジェクト『BCTION』に50組超 | CINRA
取り壊しが決定しているビル1棟を利用したアートプロジェクト『BCTION』が、9月1日から東京・麹町で行われる。 アーティストの大山康太郎と写真家の嶋本丈士が主宰する同プロジェクト。取り壊し予定のビルをアートを用いて再利用することで、アーティストが社会に積極的に関われる機会を広げると共に、表現の場を増やすことを目的としている。 今回は都心のとあるオフィスビルを舞台に、50組以上の若手アーティストたちが床や壁など建物全体を使って作品を発表。都市のデッドスペースに新たな価値を作りだす。参加アーティストは、imaone（THA）、FRANKIE CIHI、KLEPTOMANIAC、SD duet with NUKEME、ROKAPENIS、SHOHEI、USUGROW、苦虫ツヨシ、沖冲ら。 なお、同プロジェクトを観賞するには事前予約が必要。予約サイトに登録すると、会場の開催地などの詳細を入手でき
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