米IBM、クラウド型コラボレーションツール「LotusLive Engage」
米IBMは4月1日（米国時間）、企業向けコラボレーションツールのクラウドサービス「LotusLive Engage」を4月7日から提供すると発表した。コラボレーションとソーシャルネットワーキングの機能を統合したサービスで、使いやすさとセキュリティが特徴。サブスクリプション形式だが、価格は公表していない。 LotusLive Engageは、Webカンファレンスやコラボレーション機能とIM、ファイル保存・共有などのコミュニケーションやソーシャル機能統合した企業向けのツール。プロフィール・コンタクト管理、プロジェクト管理などの機能もあり、Webベースの標準の上に構築されている。 企業が既に持っているLotus製品とシームレスな連携が可能で、機能を統合することでリッチな使用体験を実現するという。 「LotusLive」はIBMが今年1月に発表したクラウドサービス。電子メール、コラボレーション、ソ
オムロンと日本IBM、物流業向けの環境対策ソリューション分野で協業
オムロン株式会社と日本アイ・ビー・エム株式会社（以下、日本IBM）は4月2日、環境ビジネス分野で協業すると発表した。両社の強みを生かし、物流業向けの環境ソリューションを提供する。 今回の協業では、オムロンのセンシング技術と道路交通向けシステム事業における実績、スキルと、日本IBMのコンサルティング、研究開発力、環境ビジネス関連ソリューションを提供してきたノウハウなど、両社が持つ強みを生かすという。 具体的には、GPSを活用した運行管理システム、走行中の車両の重量を計測できる走行車両重量計測システムなどをオムロンが提供。改正省エネ法に準拠した報告に必要とされる輸送距離、積載率など、各種データの実測を可能にする。一方の日本IBMは、輸送経路を最適化するMSTP、最適な配送ルートを計画するVRPといったアルゴリズムを用いて、CO2排出量を最小化する輸送経路を特定。これによって、物流分野におけるC
NEC、米NetCrackerを3億ドルで買収－海外キャリア向け事業を強化
日本電気株式会社（NEC）は6月27日、米NetCracker Technology（以下、NetCracker）を買収すると発表した。買収金額は約3億ドルで、9月に買収完了する予定。今回の買収により、NetCrackerはNECの100％子会社となる。 NetCrackerは、1993年に設立された通信サービス事業者向け運用支援システムに関する製品・サービスを提供する企業。Webベースのサービス導入自動化ツールを保有しており、欧米を中心にグローバルに展開している。 運用支援システムは、通信サービス事業者がサービスを提供する上で、経営資源の効率化を図るためのシステム。具体的には、固定電話や携帯電話、データ通信、といったさまざまなサービスがIPネットワークで提供されるようになると、通信サービス事業者側で多種多様なサービスメニューや課金体系が発生するが、運用支援サービスはこうした新サービスにい
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