この1,2ヶ月クラウドコンピューティングというキーワードに再び脚光があたるようになりました。 同時に、クラウドに対する価値観の変化、つまり、クラウドバリューシフトが起きてきているとも感じています。大きく二つに分けて整理をしてみたいと思います。 一つ目は、震災による価値観の変化です。 これまで、クラウドに対する不安要素は、上位にセキュリティや安全性などがあげあられていました。これらの不安要素がなかなか解消できないため、クラウドの導入がなかなか進まないとの指摘もありました。そのため、セキュリティを強化するサービスやSLAを保証するサービス、そして、オンプレミスとクラウドのいいとこ取りをしたプライベートクラウドまで登場しました。 今回、地震によりサーバーが故障したり停電でシステムが動かなくなったり、津波でシステム自体が流されてしまったなどといったケースが相次ぎました。これからの復旧には相当の費用