ここ最近、続々と発売されているポータブルタイプのプロジェクタ。以前レビューを掲載したオーエスのOptoma製DLPプロジェクタ「PK101」に続いて、今回は住友スリーエムから発売されたLCOS採用モデル「MPro110」を試した。 住友スリーエムといえば、「ポスト・イット」やメンディングテープ「スコッチ」など、オフィス用品では馴染み深い会社。会議室などでは必須ともいえるプロジェクタについても、主に海外でデータプロジェクタ分野の液晶(透過型)やDLP製品を展開している。学校などで使った人も多いと思われる「OHP」のメーカーでもあることから、投射型ディスプレイ装置メーカーとしての歴史は長い。 11月25日に発売された“マイクロ プロフェッショナル プロジェクタ”「MPro110」は、デバイスにLCOSを採用し、外形寸法115×50×22mm(縦×横×厚さ)、約160gという小型化を実現した製品