ブックマーク / kazenotori.hatenablog.com (55)

  • ライトノベル・オールタイム・ベスト100を考える - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    オールタイムベストって「自分が好きな作品」を選ぶか「客観的に重要な作品」を選ぶかでかなり性質が違ってくると思うんですが、そもそも「自分が好きな作品」なら毎年の個人的ベスト10をまとめればいいだけだし、「客観的に重要な作品」を選ぶならアニメ化リストを見ながら売れてそうな作品を選ぶだけなので、あんまり面白くないんですよね。 と思いつつ、まあ何事も経験だし、いったん100作品挙げてみるか、ということでリストアップしてみました。大変でした。 いや100作品って中途半端なんですよ。まずパッと思いつく作品を並べてみたら60作品くらいだったんですよ。んで気合を入れて候補をリストアップしたら140作品くらいになったわけですよ。だからもう極端に言えば「同率61位が80作品ある」みたいな感じなんですよね。今日寝て明日起きたらぜんぜん別のリストを作っているかもしれない。その程度のものです。 ちなみに私がリアルタ

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    ichise 2024/04/14
  • まだ「ラノベレーベルから出てるのがラノベ」とか言ってるの? - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    「ラノベレーベルから出てるのがラノベ」論(以下「レーベル論」)、この明らかにトートロジーな言説が世間に広まったのは、とある横光三国志コラのせいだったと記憶しています(もちろんレーベル論自体はそれ以前からありましたが)。どこが初出なのかもわからないのでリンクは貼りませんが、そのセリフをいくつか引用してみましょう。 最初に断言しておきます。ライトノベルというのは文章の内容ではなくレーベルによる分類です! SFやミステリのような内容によるジャンル分けとは根的に異なるのネ。 「ジャンル分けではない」というのは正しいですね。SF・ミステリ・ファンタジー・ホラーなどはジャンルの分類ですが、ライトノベルはさまざまなジャンルを含んだプラットフォームなので、コンテンツとしては「漫画」や「アニメ」などと横並びのカテゴリになります。ただし、「小説」という大カテゴリのなかではサブカテゴリ的に扱われている、という

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    ichise 2024/03/17
    レーベル論はレーベルの枠を超えて出版されるようになった10年代の初期には崩壊してるのだけど、まだ更新できてない人がいる感じはしてる
  • 「一般文芸」とは何か? - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    「一般文芸」という不思議な言葉がある。出版業界用語の一種で、普通の辞書には載っていない言葉である。ラノベ業界においては「ラノベ以外の小説」という意味で使われることが多いが、別にラノベ発祥というわけでもない。よくを読む人でも「そんな言葉は知らなかった」ということも多いだろう。明確に定義されているわけではないし、誰が言いはじめて、いつから使われているのかもわからない。 しかし、いまや我々はインターネットだけで明治以降のさまざまな書籍を全文検索して用例を調べることができる。そう「国立国会図書館デジタルコレクション」である。ありがたやありがたや。というわけで「一般文芸」について検索してみよう。 検索できるかぎりにおいて、おそらく最も古いのが1892年(明治25年)『哲学雑誌』内の一文である。 文學史といふ名稱は文學の歴史即ち「リテラツールグシヒテ」といふ意味なるべしと思ひしに此度の三書は文學史と

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    ichise 2024/03/10
    基本「それ以外」の意味で、ラノベ読みからすればラノベ以外、ミステリ読みならミステリ以外程度の意味しかないよ
  • 2023年ライトノベル10大ニュース - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    MF文庫Jの2022年の紙書籍の売上が電撃文庫を超える prtimes.jp ラノベ業界では長らく電撃文庫がナンバーワンであり、それがずっと意識に刷り込まれていたので、これはなかなか衝撃的なニュースでしたね。おそらく電撃文庫の看板作品である『SAO』や『86』の新刊があまり出なかったことと、MF文庫Jの看板作品『ようこそ実力至上主義の教室へ』がアニメ第2期の放映で爆発的に売り上げを伸ばしたこと、MF文庫Jのボカロ小説が好調だったことなどが要因としてあるのだと思われます。 なお電子書籍の売上を加味するとまだ電撃文庫のほうが上らしいです。 ラノベVtuber山らの」が電撃文庫編集者となって大復活 www.youtube.com 昨年、大学卒業とともにVtuberを卒業していた山らのさんが、KADOKAWAに就職して電撃文庫の編集者となりVtuberとしても復活。Vtuber業界全体を見渡

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    ichise 2023/12/29
  • 「男女あべこべ」「貞操逆転」ジャンルはどのように生まれたのか - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    男女あべこべ」あるいは「貞操逆転」などと呼ばれるジャンルがある(以下「貞操逆転」で統一する)。 いわゆる「性転換」や「とりかへばや」などとは異なり、男女の社会的役割や倫理観がまったく逆転している世界を描くもので、特に性的な価値観の逆転により「女性が性に積極的」「男性は性に消極的」という描写が重視されている。ジェンダーSF的に描かれることもあれば、ただ単にそういうシチュエーションでエロを書きたいだけのこともある。というか現在のところは後者のほうが圧倒的に多い。 この記事では、そうした「貞操逆転」というジャンルがどのように発展してきたかを考えるために、備忘録程度にだが代表的な作品をまとめてみたいと思う。 沼正三『家畜人ヤプー』 EHSは女権制国家であり、EHSは女系の女子によって相続される女王による君主制国家である。政治や軍事の大権は女性のみが持つ。人間(白人)の女性に代わって出産をする子宮

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    ichise 2023/08/20
  • 結局「ダークファンタジー」ってよくわからん問題 - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    「ダークファンタジーって知ってる?」 と訊かれたら「なんか暗くて怖くて重くて人がたくさん死んでいくような、漫画で言えば『ベルセルク』とか、ドラマで言えば『ゲーム・オブ・スローンズ』とか、ゲームで言えば『エルデンリング』みたいなファンタジーのことでしょ?」と答える人が多いのではないだろうか。 でも「ダークファンタジーってホラーのことだよ」と言われたらどうだろう。確かにそんな用法を見かけることもある気がする。たとえば『呪術廻戦』は公式でそう銘打たれている。 異才が拓く、ダークファンタジーの新境地! 『呪術廻戦』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト あるいは『鬼滅の刃』などもダークファンタジーと呼ばれることが多い。 まずは簡単に、『鬼滅の刃』自体の概要を紹介しよう。作は、「人をう鬼と人間の闘いを描いたダークファンタジー」だ。 【解説】映画鬼滅の刃』に宿る名作漫画への敬愛と「人の弱さ、心の

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    ichise 2022/08/13
  • 【結果発表】マニアック・ライトノベル・オブ・ザ・イヤー2021 - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    レギュレーション ・「2021年内に読んだライトノベル」の中で面白かった10作品に投票してください。発売日や購入日は関係なく「読了日」を基準とします。 ・「重複なし」で「10作品」必須です。 ・「シリーズ名」で投票してください。 ・ただし「スピンオフ」は別シリーズとみなします。たとえばSAO編に対する「プログレッシブ」や「オルタナティブ」など。 ・あなたがそうだと思うものがライトノベルであり他人の同意は必要ありません。 今回の投票者は21人、すなわち全体では210票でした。少ねえ。 それでは投票結果です。 4票 『キミの青春、私のキスはいらないの?』 『公務員、中田忍の悪徳』 3票 『嘘と詐欺と異能学園』 『楽園ノイズ』 『祈る神の名を知らず、願う心の形も見えず、それでも月は夜空に昇る。』 『僕が答える君の謎解き 『魔王2099』 2票 『エリスの聖杯』 『ここではの言葉で話せ』 『サ

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    ichise 2022/01/09
  • 2021年ライトノベル10大ニュース - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    YouTube「マンガ動画」のノベライズが増加 現在は「漫画エンジェルネコオカ」からの書籍化が多いでしょうか。ネコオカのマンガ動画には、脚としてラノベ作家が協力していることも多く、単純な「ノベライズ」というよりは「共同企画」のような形になっているようにも感じます。 マンガ動画の第一人者だった「フェルミ研究所」が更新を終了するといったニュースもありましたが、まだどう転ぶかわからないマンガ動画が、これからラノベ業界とどう関わっていくのかは気になるところです。「小説家になろう」と違ってYouTubeには収益化機能があるので、有名投稿者ほど書籍化を目指すインセンティブがないんじゃないかとも思いますが。 あと、このあたりはMF文庫Jがかなり積極的に動いていて、マンガ動画やボカロ小説を矢継ぎ早に刊行し、さらに先ほど発表されていましたが、にじさんじVtuber来栖夏芽の小説家デビューも手掛けるという

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    ichise 2021/12/27
  • 「クーデレ」はいかにして素直クールをやめて普通にデレるようになったか - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    「クーデレ」とは何か? 「クーデレ」というオタク用語がある。 Wikipedia・ピクシブ百科事典・ニコニコ大百科では、それぞれ以下のように説明されている。 クーデレは、「クール」に「デレデレ」の略から作られた造語で、初見ではクールで近寄りがたいものの、打ち解けていくうちに好意的な態度、いわゆる「デレデレした態度」をとるタイプのことを指す言葉である。 クーデレ - Wikipedia 普段はクールだが、口数が少なく感情を表に出さなかったり、感情表現が苦手だったりするため、その分好意を抱く特定の人に対して親しくなるとデレデレ甘えたり、可愛らしい面を見せる、内心の愛情が人一倍熱い人物のこと。 クーデレ (くーでれ)とは【ピクシブ百科事典】 ツンデレがパターンこそいくつかあれどツンとデレのギャップに萌えるという概念があるのと同じように、基的にクール時のそっけなさとデレのギャップに萌える属性であ

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    ichise 2021/12/27
  • 韓国の「異世界転生もの」「悪役令嬢もの」の解説記事を翻訳して読んでみる - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    のコンテンツ業界を「なろう系」が席巻するにしたがって、中国韓国のWeb小説事情も漏れ伝わってくるようになりました。それによれば、中国でも韓国でも、細かい差異はありつつ、似たような主人公最強もの、異世界転生もの、ゲーム転生もの、あるいは悪役令嬢ものが流行しているようです。ところが、それらについて互いにどう影響しているのか、というところが、なかなかはっきりしません。 「異世界転生は二十年前から定着していますよ」みたいな韓国人のインタビューがあったり、「日のWeb小説は時代遅れだよ」という中国の翻訳ブログがあったり、もちろん日でもWeb小説を語るときに「中国韓国の影響があった」なんて話は聞かないわけで、じゃあいったいどこが最初でどこから影響を受けているんだ、もしかすると収斂進化のようにWeb小説では似たジャンルが流行するというだけなのか……などと悩んでいた次第です。 日のラノベ、ネ

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    ichise 2021/10/24
  • ライトノベルの読者年齢を考える - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    はじめに ライトノベルの読者年齢について語られるとき、近年はしばしば「高齢化した」ということが指摘されます。 しかしその多くは「現在のラノベ読者年齢が高い」ことだけをもって「高齢化した」と言っており、10年前あるいは20年前のラノベ読者年齢と比較していることはほとんどありません。なにせ資料が少ないからです。 私は2000年代からラノベ関連のニュースを観測していますが、ラノベ読者年齢の推移を表すわかりやすいデータはほとんど無かったと思います。しかも、10年前ならもっと資料が残っていたと思うのですが、いまや2000年代の多くの記事は削除されており、ネット上では遡れなくなっています。 というわけで、現在でも残っている「ラノベの読者年齢」のデータを、いまのうちに整理しておこうというのがこの記事の主旨です。 あらかじめ言っておくと、この記事を読んでも「ライトノベルの読者年齢」はわかりません。そのもの

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    ichise 2021/09/19
    ラノベの読者が中高生というのは1990年代のデータなので、「ラノベの読者は中高生」と言ってるのは、50歳以上のおじいちゃんが昔の記憶でいってるだけだと思ってる
  • ラノベ定義論スペースのメモ - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    書き起こしというほどでもない。聴きながら他の参加者の発言をメモしていたものを元に、後から動画を聴き直して自分の発言を補完したもの。詳しくは動画をお聴きください。 www.youtube.com 自己紹介(00:03:30〜) 夏鎖 ラノベブログ7年。イキってるラノベ読み。 mizunotori ラノベを格的に読み始めたのは2003年くらい。最近のオススメは「魔王2099」。 リイエル なろう系Vtuber。ラノベは2003年くらいから。ここ5年ほどはラノベから離れ気味だったが、Web小説を読み始めて、なろう作品を紹介するような活動をしている。 岡田 編集者。2012年から「このライトノベルがすごい!」を担当。ラノベは2002年くらいから読んでいる。 平和 編集者。ラノベを読み始めたのはスレイヤーズのアニメくらいからで、大学の時期は離れていたが、2003年ごろからはずっとラノベを読んでいる

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    ichise 2021/06/20
  • 終わるレジェンドノベルスの救い方 - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    レジェンドノベルスとは? 2018年10月に講談社が立ち上げたライトノベルレーベルが「レジェンドノベルス」です。いきなり「全部傑作!ハズレなし!」と豪語したり、「ネクストファンタジー」という謎のジャンル名をアピールしたり、講談社体が「NOVEL DAYS」という小説投稿サイトを立ち上げている横で「セルバンテス」という独自の小説投稿サイトを運営したりと、熱意があるのか空回っているのかよくわからないレーベルでしたが、セルバンテスは2020年5月に閉鎖、レジェンドノベルスの新刊は2020年11月以来音沙汰なし、先日になってようやく来月「電子書籍のみ」で新刊が出るとアナウンスされたという状況です。つまり崖っぷちです。 レーベルカラーとしては良くも悪くも「意識が高い」という感じでしょうか。いわゆる「なろう系」作品を取り扱うWeb文芸レーベルではあるのですが、ラインナップがわりと個性的と言いますか、

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    ichise 2021/04/10
  • ライトノベルの世代分けを考える - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    世代分けって楽しいですよね。 無意味に「第3世代の特徴はこうだ!」などとレッテルを貼ったり、「第1世代の素晴らしさと比べて最近の世代は」「第7世代の面白さを理解できない老害は消えろ」なんてワイキャイと言い争いたいものです。 というわけでライトノベル作品の世代分けを考えてみましょう。 第1世代 ソノラマ・コバルト世代 1977年 高千穂遙『クラッシャージョウ』 1979年 栗薫『グイン・サーガ』 1980年 新井素子『星へ行く船』 1982年 田中芳樹『銀河英雄伝説』 1983年 菊地秀行『吸血鬼ハンターD』 1984年 氷室冴子『なんて素敵にジャパネスク』 ラノベ史のスタンスは「ソノラマ・コバルトから始める」か「スニーカー・ファンタジアから始める」かで大きく分かれる気がしますが、ここではとりあえず「スニーカー・ファンタジア以前」をひと括りに「第1世代」として位置づけようと思います。 ソノ

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    ichise 2021/02/03
  • 「ライト文芸」周辺の用語整理 - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    文学 小説や詩や随筆や戯曲などの総称。もちろんライトノベルも文学の一種である。 業界的には何故か「純文学」の略称にもなっている。 純文学 芸術性に重きを置いた文学のこと。対義語は、娯楽性に重きを置いた「大衆文学」。 芥川賞は純文学の賞。直木賞は大衆文学の賞。 何故か「文学」と略されてしまう。 文芸 辞書的には「文学」とほぼ同義。すなわち小説や詩や随筆や戯曲などの総称である。 業界的には何故か「一般文芸」の略称にもなっている。 また書店の「文芸書コーナー」から、そこに置かれることが多い作品=大判の小説単行のことを「文芸(書)」と呼ぶ風潮もある気がする。 一般文芸 小説や詩などの「文芸全体」のような意味であることもあるし、「同人誌」と「一般文芸誌」が対置されることもあるし、「純文学」に対する「大衆文学」のような意味で使われることもある、極めて曖昧な呼称。 ラノベ業界においては「ラノベ以外の小

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    ichise 2021/01/18
  • 【結果発表】マニアック・ライトノベル・オブ・ザ・イヤー2019 - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    前回 レギュレーション ・2019年内に投票者が「読了した」ライトノベルのなかで面白かった10作品に投票してください(発売日や購入日は関係なく「読了日」を基準とします) ・「重複なし」で「10作品」必須です ・「シリーズ名」で投票してください ・ただし「スピンオフ」は別シリーズとみなします(たとえばSAO編に対する「プログレッシブ」や「オルタナティブ」など) ・「あなたがそうだと思うものがライトノベルであり、他人の同意は必要ありません」 ・投票は「2020年1月3日(金) 24:00」までの予定です 今回の投票者は50人、すなわち全体では500票でした。 それでは投票結果です。 9票 『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』 8票 『夏へのトンネル、さよならの出口』 7票 『吸血鬼に天国はない』 『筐底のエルピス』 6票 『86-エイティシックス-』 『ヒトの時代は終わったけれど、そ

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    ichise 2020/01/04
  • 「小説家になろう」の読者層は「10代20代が過半数」! - WINDBIRD

    小説家になろう」読者にはオッサンが多い――という噂は、その意外性もあってかよく広まっているのですが(ググってみると「なろう系ラノベの読者層は30代~40代」や「異世界転生ものの読者層は40代の中年男性が殆ど」といったページが引っかかります)、反面、「なろう」運営が実際の利用者データを発表していることはあまり知られていません。 というわけで、こちらが2019年の数字です。 ──ユーザーの年齢層や性別の割合はいかがでしょうか。 平井 ユーザー登録されている方々のデータしかないので、実際に利用されている層とは少々異なるかもしれませんが、割合としては男性が6割くらい。女性は確実なのが3割で性別を入力していない方が1割くらいです(※1)。 年齢層は20代が44パーセントで半分近く、10代が14パーセント、30代が24パーセントと、これでほぼ8割を占める計算になります。あとは40代が12パーセント、

    「小説家になろう」の読者層は「10代20代が過半数」! - WINDBIRD
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    ichise 2019/09/13
    試されるリテラシー。なろうの読者層といった場合に、Web利用者をいうのか、なろう系書籍の読者層をいうのか。10代が14%、20代が44%、30代が24%のときに、10代20代が過半数というか、20代30代で7割近くというか。
  • 原始時代からその6000年後の現代までを描く大河ファンタジー『始まりの魔法使い』の打ち切り回避を祈る - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    『始まりの魔法使い』というライトノベルがあります。 異世界にドラゴンとして転生した男を主人公とするファンタジーです。 そう、ドラゴンです。ドラゴンなので長命です。ほとんど不老不死です。物語は数十年単位で進んでいきます。第一巻は主人公が生まれた年――竜歴0年から始まり、最新の第五巻では竜歴1350年まで来ています。もはや、とてつもない時間が経過しているように思えますが、シリーズ冒頭で示される「現代」は竜歴6050年の彼方にあるのです。なんとも驚くべきスケールではないですか。 主人公は、その長い長い歴史のなかで、さまざまなことを行います。人間たちと共に暮らします。学校を建てて教育を施します。世界の仕組みを研究し、新しい魔法を生み出します。人間以外の種族とも交流します。主人公の教え子たちはやがて主人公を超えるほどの能力を身に着けていきます。ときには恐ろしい敵を生み出してしまいます。戦います。結婚

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    ichise 2019/05/10
  • エロゲが衰退したのはラノベのせいなのか? - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    ヨッピー:ちなみにこの辺が全盛期として、だんだん売り上げが下がってしんどくなって来るのってどれくらいからですか? 野嶋さん:うーん、2010年くらいからかな……。 ヨッピー:どういう要因で売れなくなるんですかね? にゃるらさん:諸説あると思うんですが、「泣き」とか「物語」を求めるオタク層が、ライトノベルに流れたのが要因として大きいんじゃないかと思うんですよね。 「平成のエロゲ」を振り返ろう【令和にも伝えたい】 | オモコロ 「ラノベがエロゲに取って代わった」――というエロゲ衰退ラノベ原因説。 けっこうあちこちで見かけるんですが、個人的にはちょっと疑問に思っているんですよね。 まずエロゲが衰退しはじめたのはいつごろでしょうか? 実は市場規模のピークは2002年だそうです。 アダルトゲーム:ユーザー人口増加も、不正利用の増加や、参入事業者及びコンテンツの減少等により、2002年をピークに市場規

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    ichise 2019/04/14
    ライトノベルが“ブーム”と呼ばれていたのは2003年~2004年ぐらい。アニメ化を指標にするのはさすがにずれすぎな気が。
  • 角川系出版社の統廃合の年表(ラノベ中心) - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    右にスクロールできます。 角川書店富士見書房メディアワークス旧アスキー新アスキーエンターブレインメディアファクトリー 前史1945年に設立される。1972年に角川書店の子会社として設立される。 1977年に設立される。 1986 リクルートの子会社としてリクルート出版が設立される。 1987「角川文庫・青帯」創刊。 ベストロン・ピクチャーズの子会社としてベストロン映画が設立される。 1988 「富士見ファンタジア文庫」創刊。 1989青帯が「角川スニーカー文庫」に改名して独立創刊。 1990 アスキーの子会社に。 1991 角川書店へ吸収合併(事業部として存続)。 アスキーの子会社としてアストロアーツが設立される。 メディアファクトリーに社名変更。 1992スニーカー文庫から「角川ルビー文庫」が独立創刊。 角川書店から追放された角川歴彦によって設立される。 1993角川春樹逮捕。 「電撃文

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    ichise 2019/03/29