中国のゲーム開発企業、遊族網絡の林奇最高経営責任者(CEO)が病院に運ばれた後、死去した。39歳だった。上海の警察当局は林CEOが毒を盛られた疑いがあるとして捜査に乗り出していた。 遊族の発表によると、林CEOは25日に死去した。具体的な死因には触れていない。同社はこれより先、林CEOが不快感を訴えて最近入院したが、容体は「落ち着いている」と説明していた。林氏は同社の創業者で、会長でもあり筆頭株主でもあった。 上海の警察当局は23日、ソーシャルメディアへの投稿で「林」という姓の39歳の男性が毒を盛られた疑いがあり、捜査で容疑者1人が拘束されたと明らかにしていた。 同社は9月、米ネットフリックスとの間で中国の人気SF小説「三体」のシリーズを制作することで合意していた。