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米国疾病対策センター(CDC)は疾病予防や健康増進のための調査・介入を行う米国連邦政府機関です。CDCが発信するガイドラインに対する信頼性は高く、日本を含む世界各国の行政・医療機関が参考にしています。 そのCDCが新型コロナウイルス感染症(以下、新型コロナ)の主要な感染経路に関する見解を10月5日付で改訂しました。 なぜこの改訂版が注目されているかというと、CDCが初めて空気感染(airborne transmission)を新型コロナの感染経路の一つとして認めたからです。しかし、慌てる必要はありません。新型コロナが空気感染する可能性は以前から知られており、日本ではその知識が「3密」の回避や換気などの対策に活かされてきました。 改訂版には目新しいことは書かれていません。従って必要な感染対策もこれまでと変わりません。ということで、ここで画面を閉じていただいてもよいのですが、改訂版の内容や感染
バスタオルの場合、カラダと髪を洗浄した後にカラダを拭くことから、タオルで拭き取るのはきれいな水分……と、勘違いしている人も、実は多いようです。 でも、洗浄後であっても皮脂膜や剥離した角層、汗が乾いて落としきれなかった塩分や尿素、石けんやシャンプー、リンスの残りカスなど、さまざまな汚れがカラダには残っているもの。 よって入浴後といえども、多くの汚れがバスタオルの繊維に張りつく……と考えてよいでしょう。 そこで、「洗いたて」⇒「1度使用」⇒「2度使用」順に、バスタオル(10cm四方)に生息する雑菌(細菌)の数を比較したところ…… ■洗いたて ⇒ 雑菌数/約500個 ■ 1度使用 ⇒ 雑菌数/約40万個 ■ 2度使用 ⇒ 雑菌数/約1,000万個 たった10cm四方なのに驚異的な数字です。バスタオル全体で考えると空恐ろしくなりませんか。 こうしたことから、雑菌などへの抵抗力が弱い乳幼児のいる家庭
by Lola & Lucy's Mom 夏真っ盛りになって海やプールなどの屋外レジャーへ繰り出すようになると、紫外線を防ぐために肌の露出した部分に日焼け止めを塗る人が多くなります。しかし、「多くの人は正しく日焼け止めを塗っていない」と科学者が主張し、警鐘を鳴らしています。 Acta Dermato-Venereologica - Sub-optimal Application of a High SPF Sunscreen Prevents Epidermal DNA Damage in Vivo http://www.medicaljournals.se/acta/content/abstract/10.2340/00015555-2992 Most of Us Are Making a Crucial Mistake When Applying Sunscreen, Scientis
適度な日光浴は健康な骨を保つのに必要なビタミンDを作り出したりと、太陽光は健康に大きく寄与しますが、一方で太陽光に含まれる紫外線は人の肌の老化を早めるのも事実です。「太陽光線のダークサイド」ということで、長年太陽光を浴び続けることが人の肌にどのようなダメージを与えるかが一目見ただけで分かる写真が公開されました。 Dark Side of Sunshine http://www.livescience.com/20743-photo-sun-damage-skin-cancer.html the New England Journal of Medicineで公開されたのが以下の写真。男性の顔の右半分と左半分で肌の状態に大きな差があります。顔の左側だけに見られるこのダメージはdermatoheliosis(皮膚日射病)と呼ばれるもので、加齢と共に人の肌に現れるものです。 写真の男性は元トラッ
前回のnoteでは、良い歯医者を見つけるのは非常に困難で、悪質な歯医者がのさばっている、という話をしました。 歯医者は医療のよしあしの結果が出るのが数年~数十年後。その上、同じ歯を複数の歯医者に同時に治してもらうのは不可能なので、原理的に比較ができない。 だから素人は歯医者をカンで選ぶしかないんだけど、むしろ耳ざわりの良い言葉を投げかけてくる詐欺師にひっかかってしまうことが大半である。 という話をしました。 今回はそれに対し、こうやったら良い歯医者を見つけられる、という方法をご紹介します。 もちろん原理的に100%の精度で歯科医院のよしあしを判断するのは不可能です。しかしながら、現時点で日本で最も高い精度‥‥いや唯一の歯科医院のよしあしを判断する方法であることを断言します。 この方法をきちんと用いれば、これまでカンで選んでいたのに比べはるかに良い医院を選べることをお約束します。 これから歯
食材の解凍方法や焼き加減など、料理に慣れた人でもついやってしまう「間違い」はいくつもあります。料理のときにあなたを悩ませているかもしれない問題と、その解決策を紹介しましょう。 室温で肉を解凍すると細菌が増える 問題点:冷凍していた肉を冷蔵庫に移し忘れたとしましょう。食事まであと数時間。もう、冷蔵庫でゆっくり解凍する時間はありません。そんなとき、凍った肉を流しや調理台の上に置き、常温で解凍していませんか? たしかに、こちらのほうが素早いかもしれません。しかし、同時にその肉を食べるであろう、あなたやゲストの健康面にリスクが生じてしまいます。 食品に細菌が繁殖するのは5℃~60℃の間とされています。つまり、室温である20~22℃付近の温度はとても危険なわけです。お肉の中心部が室温になる頃には、外側は何時間もそんな室温にさらされていることになります。 火を通せば大丈夫だと思う人もいるかと思いますが
「ココナッツオイルダイエット法」や「ココナッツオイル健康法」など、健康への効果が注目されているココナッツオイル。
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