西洋哲学が面白い。いや、哲学は面白い。「倫理」の授業で主に扱っている内容でもあり、哲学者の考えに触れるたびに新しい発見があります。 学べば学ぶほど哲学者が 「過去の先人が導き出した原理を、⑴時代の中で⑵どう受け止め、⑶どう立ち向かうことでより普遍的な思想を打ち立てたか?」が繋がってくるのです。 ※講義形式の授業をする際は、⑴〜⑶のポイントを哲学者ごとに確認して進めています。 これが西洋哲学の面白さであり、意義だと心から実感します!今も授業を担当していて、あまりにも面白いので、オススメ本として紹介します。 その前に1つだけ。 哲学者と話をしてみて 現役バリバリの哲学者、と言ってもいいと思う苫野一徳先生とお話したときにおっしゃっていたことを思い出したのですが、 日本の哲学研究は、〇〇研究者というように思想家の研究をすることが多い それゆえか、学会でも「〇〇はそのような言葉の使い方はしていない」