グーグルが世界中から集めてきた膨大なオンラインショッピングデータから、独自の景気動向指数として「グーグル物価指数」の算出を社内で始めていると、英Financial Timesが記事「Google to map inflation using web data」で伝えています(日本経済新聞による日本語訳「[FT]米グーグル、物価指数の社内運用開始」)。 記事によると、政府が発表する従来の「消費者物価指数(CPI)」は各店舗からデータが手作業で集められ、数週間遅れで発表されているが、グーグルのチーフエコノミスト Hal Varian氏はオンラインデータを利用すれば経済統計が迅速に集計できることに着目し、開発したとのこと。 Mr Varian emphasised that the GPI is not a direct replacement for the CPI because the m