パナソニックの自転車対応の携帯型ナビ「ゴリラ」CN−MC01L=20日、東京・有明(写真:フジサンケイビジネスアイ) カーナビ各社が自転車向けナビゲーションシステムを強化している。パナソニックが20日、自転車用カーナビへの参入を発表したほか、同分野で先行するソニーも6月に電池の持続時間などを改善した新製品を投入。パイオニアもナビ機能を搭載したサイクルコンピューターを開発中だ。各社が力を入れてきた簡易型ナビ(PND)市場は伸び悩んでおり、新たに自転車向け需要を取り込みたい考えだ。 パナソニックは20日、携帯型カーナビ「ゴリラ」の新シリーズで、自転車使用に対応した新製品を発表。担当者は「新製品で『脱カーナビ』を進めていきたい」と意気込みをみせた。 新製品は、衛星利用測位システム(GPS)を使って測定した走行距離や速度を4.3インチ画面に表示。記録した走行データはインターネット上の「グーグル