印刷 関連トピックス原子力発電所 「原発をなくそうという方向で協力できたら……」。共産党の志位和夫委員長は5日の日本記者クラブでの講演で、脱原発で旧社会党系の人たちとの歴史的な対立を乗り越え、連携する必要があると訴えた。 日本の反核運動は、1954年3月の「第五福竜丸事件」を機に始まり、「原水爆禁止日本協議会」(原水協)の発足後、旧ソ連の核実験をめぐる共産党の姿勢を批判した旧社会党・総評系が「原水爆禁止日本国民会議」(原水禁)を結成し、勢力が二分された。 志位氏は講演で、脱原発を目指すには政党を超えた連携が必要だと強調。「原水協や原水禁の流れがあっても、協力ができたらなというのが私たちの願いだ」と述べ、同じく脱原発を掲げる社民党など旧社会党系の勢力に秋波を送った。 続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます関連記事脱原発、アピール採択 長崎で九州ブロック原水禁集会(6/12)米の核実験