タグ

ブックマーク / synodos.jp (6)

  • 朝鮮半島危機シナリオと日本の役割を検討する/村野将 - SYNODOS

    9月25日、首相官邸で会見を開いた安倍総理は、今回の選挙を緊迫する北朝鮮情勢への対応を誰に任せるかなどを問う「国難突破解散」と位置づけた。だが連日メディアを賑わせているのは、小池東京都知事を代表とする新党・希望の党の立ち上げを始め、旧民進党勢力の離合集散を巡る「政局」が主であり、安全保障政策をめぐる具体的な議論が深まっているとは言い難い。 しかしその間にも、北朝鮮の核・ミサイル活動は活発化の一途を辿っており、朝鮮半島情勢は緊張の度合いを強めている。こうした一連の問題は、ワイドショーなどでも度々取り上げられ国民の関心を集めているものの、それが具体的にどのような形で日の安全に影響を及ぼすのかを明確にイメージするところまでには至っていないのが実情ではないだろうか。そこで稿では、今後生起しうる蓋然性の高そうな具体的シナリオを踏まえながら、朝鮮半島情勢が日の安全保障に及ぼす影響について考えるた

    朝鮮半島危機シナリオと日本の役割を検討する/村野将 - SYNODOS
    idlepoor
    idlepoor 2018/03/07
    “…現在日本は独自の反撃能力を保有していないことから、こうしたケースでは、日米新ガイドラインで定められた同盟調整メカニズムやハイレベルの二国間協議を通じて、その対応を米軍に任せることとなる。”
  • コピー・ケータイの道義性――もうひとつの資本主義をめぐる人類学/小川さやか - SYNODOS

    シリーズ「等身大のアフリカ/最前線のアフリカ」では、マスメディアが伝えてこなかったアフリカ、とくに等身大の日常生活や最前線の現地情報を気鋭の研究者、 熟練のフィールドワーカーがお伝えします。今月は「最前線のアフリカ」です。 「俺のケータイは、オリジナルか?それともコピーか?」「私のケータイ、物?偽物?」。2016年3月、タンザニアの地方都市ムワンザの路上は、このような問いかけであふれかえっていた。 2016年2月、タンザニアのモバイル通信規制局は、2016年6月17日までにコピー/偽物の携帯電話(以下、「携帯電話」はケータイと記す)を強制的にシャットダウンする旨を発表した。通信停止の通告に先立ち、タンザニア通信規制局は、2015年12月に「中央機器識別登録(Central Equipment Identification Register)」と呼ばれる新システムを導入していた。これは、国

    コピー・ケータイの道義性――もうひとつの資本主義をめぐる人類学/小川さやか - SYNODOS
    idlepoor
    idlepoor 2016/07/29
    《そのため、下からのグローバル化は、逆説的なことに上からのグローバル化(多国籍企業など)に向けられるべき不満をみずから解消し、主流派の経済を存続・繁栄させる役割を担っているのだ。》
  • 女子大学生刺傷事件から考える、ストーカーの疾患性と対策/小早川明子×荻上チキ - SYNODOS

    音楽活動をしていた大学生の冨田真由さんが東京都小金井市のライブ会場付近で刺され重体となった事件。警察はなぜ、被害者を守ることができなかったのか。加害者に対する心理療法・カウンセリングを行うNPO法人「ヒューマニティ」理事長・小早川明子氏を解説に招き、具体的な事例とともにストーカーの疾患性と対策について改めて考える。2016年05月24日放送TBSラジオ荻上チキ・Session-22「女子大学生が襲われた事件~ストーカー被害とメディア問題」より抄録。(構成/大谷佳名) ■ 荻上チキ・Session22とは TBSラジオほか各局で平日22時〜生放送の番組。様々な形でのリスナーの皆さんとコラボレーションしながら、ポジティブな提案につなげる「ポジ出し」の精神を大事に、テーマやニュースに合わせて「探究モード」、「バトルモード」、「わいわいモード」などなど柔軟に形式を変化させながら、番組を作って行きま

    女子大学生刺傷事件から考える、ストーカーの疾患性と対策/小早川明子×荻上チキ - SYNODOS
    idlepoor
    idlepoor 2016/06/23
    《単なるクレーマーの場合は、異議申し立てをしてお金を返してくれて謝罪をしてくれれば、そこで問題は解決します。しかし、嗜癖性が生じるとその行為自体が止められなくなります。》
  • 学生の自習と公共図書館/新出 - SYNODOS

    図書館で自習はダメ? 論争再燃 『居眠りは許されるのに』『一般の利用者の妨げ』」(産経新聞 2016.2.20)では、大阪市立図書館の24館がすべて自習を禁止していることを受け、一般の利用者から席がないと苦情が入る一方、静かに勉強できる環境を求める受験生らの声が取り上げられた。 これを受けたYahoo!ニュース意識調査「図書館の自習利用、どう思う?」では容認すべきとの声が7割を越えている。 公共図書館と学生の自習の問題は、すでに長い論争の歴史があるが、ここではおおまかな見取り図を提供することにしたい。 まず、問題となっている「自習」について、確認しておこう。 学校図書館や大学図書館では、テスト勉強のための自習は当然認められている。これらの図書館は、学校教育、大学での教育に資するために設置されているものだからである。また、図書館の資料を用いての学習については、どこの図書館でも禁止されること

    学生の自習と公共図書館/新出 - SYNODOS
    idlepoor
    idlepoor 2016/04/07
    《公共図書館が学生の勉強場所として占拠されるのは、日本では戦前から見られた状況だが、これは(私の乏しい経験ではあるが)欧米の図書館ではあまり見られることがない。》
  • 新春暴論2016――「性的少数者」としてのオタク / 山口浩 / 経営学 | SYNODOS -シノドス-

    何やら、毎年この時期に「新春暴論」と題した文章を書く流れになっているっぽい。「暴論」かどうかは皆さまにご判断いただくとして、今年もひとくさり。 いつもの通り長いので、要点を以下の通りまとめておく。 ◎性的少数者をあらわすことばとして最近よく「LBGT」が使われるが、他にも多様な性的少数者がいる。LGBTはこの意味で限定的な概念であり、他の多様な性的少数者を切り捨てている部分がある。特に、性的少数者の概念が提唱された当初は含まれていた、性的嗜好に関する少数者を含めていないこと、また彼らを一段下に見ているふしがあることは、社会における多様性を旗印とするLGBTの主張との間に齟齬があるように思われる。 ◎小児性愛やレイプなど、実行すれば犯罪となる行為を描いたマンガ、ゲームなどの創作物を消費する一部のオタクは、これにより自らの性的嗜好を実行に移すことなく充足させ、社会と共存している性的少数者といえ

    新春暴論2016――「性的少数者」としてのオタク / 山口浩 / 経営学 | SYNODOS -シノドス-
    idlepoor
    idlepoor 2016/01/07
  • 番組で不満を叫ぶ――アフリカのラジオリスナーがつくるもう一つのデモクラシー/田中正隆 - SYNODOS

    アフリカに関する記事は、牧畜、農耕社会村落部の生活の描写か、国家レヴェルでのアフリカ社会を扱う政治学的な論稿かの二区分であるようだ。 そのなかでラジオ、テレビ、携帯電話などのメディアに親しむアフリカ人像は凡庸にうつるかもしれない。アフリカ牧畜民が携帯電話で電子送金するような際立った構図のほうが耳目を引きやすい。 ここでとりあげるような都市や村落部でラジオに聞き入るアフリカ人の事例は、ありふれた事例ではある。だが、私たちのとは少し違ったメディアやデモクラシー(民主主義)のありかたに気づかせてくれるものとして紹介してみたい。 上述のとおり、今日のアフリカ社会では、テレビやインターネット、携帯電話が普及する都市部だけでなく、村落部においても、ラジオの音楽が日々の暮らしの一部となっている。 地域にねざした情報、たとえば葬儀や集会の連絡、知人への伝言を伝えてくれることから、アフリカにおいてメディアは

    番組で不満を叫ぶ――アフリカのラジオリスナーがつくるもう一つのデモクラシー/田中正隆 - SYNODOS
    idlepoor
    idlepoor 2015/11/12
    電話参加の実際:デモクラシーの顧客とリスク/読み応えがある
  • 1