突然ですが、みなさんは『暗い日曜日』という曲をご存知でしょうか?1933年にハンガリーで発表されたヤーヴォル・ラースロー作詞、シェレッシュ・レジェー作曲による歌で、一般的には「自殺ソング」として知られており、聞いた人間が死ぬという都市伝説がある曲です。今回はそんな恐るべき曲をご紹介します。 曲調、歌詞ともに陰鬱さを醸し出した『暗い日曜日』は「自殺ソング」として、またヨーロッパやアメリカでは「自殺の聖歌」として知られており、歌詞の内容は暗い日曜日に女性が亡くなった恋人を想い嘆くというもので、最後は自殺を決意するという一節で終わります。 ハンガリーや世界中で『暗い日曜日』を聴いて数百人(内、157名はハンガリー人とされている)が自殺したと言われていますが、この本作と自殺との因果関係は明確には証明されておらず、本作が原因とされる自殺の記録も明確にはありません。そのことからも「都市伝説ではないか」