Bound Baw編集部は、複雑系科学と人工生命を研究する池上高志氏とともにスクウェア・エニックス本社を訊ねた。昨秋発売された『FINAL FANTASY XV』(以降FF15)の制作に携わった、AIリサーチャー三宅陽一郎氏を中心とする開発スタッフと「仮想空間における人工生命」の未来について意見交換をするためだ。 池上氏は、大阪大学の石黒浩氏とともに人工生命の可能性を提示するアンドロイド「機械人間オルタ」を制作し、第20回 文化庁メディア芸術祭でアート部門の優秀賞を受賞した。同氏が研究を進める人工生命と、デジタルゲームのようなエンターテイメント分野における人工知能には、どのような共通点があるのだろうか? 池上高志 東京大学 総合文化研究科 教授。PhD. 物理学。複雑系・人工生命の研究のかたわら、渋谷慶一郎、evala、新津保健秀らとのアート活動も行っている。著作に、『生命の進化的シナリオ
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