Ruby on Railsで使われているDeserializeとその危険性について調べたものをまとめました。
![Deserialization on Rails](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/6252ea60a1bc282d12977e7d8318251227cc0529/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fres.cloudinary.com%2Fzenn%2Fimage%2Fupload%2Fs--SLIMCcCY--%2Fg_center%252Ch_280%252Cl_fetch%3AaHR0cHM6Ly9zdG9yYWdlLmdvb2dsZWFwaXMuY29tL3plbm4tdXNlci11cGxvYWQvYm9va19jb3Zlci9kYmE4M2RkZjViLmpwZw%3D%3D%252Cw_200%2Fv1627283836%2Fdefault%2Fog-base-book_yz4z02.jpg)
概要 SQLキャッシュを使うより、変数を使い回すほうが圧倒的に早い 例えば1ユーザの情報を表示するような場面ではパフォーマンスが気になるレベルではないと思われる。 表のようなデータを表示するような場合に同じデータをたくさん表示するような場合はちゃんと変数に入れたほうが、パフォーマンスが良い はじめに RailsのActiveRecordの仕組みに同じSQLを何度も読んでもキャッシュしてくれて、都度DBにアクセスしなくて良い便利な仕組みがある。 この機能はかなり便利で雑にプログラミングしてもパフォーマンスが落ちにくい。落ちにくいがハイパフォーマンスを求められるところや、多量のデータを表示、作成するような場合だと影響を与えるような気がする。 そこでSQLキャッシュを使った場合と、普通に変数に保存した値を使いまわした場合でベンチマークをとってみた。 SQLキャッシュが効いているかログで確認 キャ
こんにちは!ふーが です。 RubyKaigi 2023 の開催まで 1 ヶ月を切りましたね。5 月 11・12・13 日に開催される RubyKaigi 2023 に私たち永和システムマネジメントは Coffeehouse スポンサー として協賛します。Coffeehouse スポンサーをやりたい!と言ったのは私なのですが、最初にそのきっかけを紹介させてください。 きっかけ 昨年の RubyWorld Conference 2022 に参加したおり、朝食を摂ろうと喫茶店に立ち寄りました。 注文を済ませて待っていると、続々と Rubyist が来店してあっという間に店内が Rubyist だらけになる、というおもしろい経験をしました(「Rubyist はひかれ合う」と誰かが言っていた気がする)。 「自分も今このコミュニティの中にいるんだな」と感じられて、その体験がなんだか忘れられなくて、「
こんにちは、hsbt です。前回のエントリで触れたウィッチャー3は一段落しましたが、気の迷いから原神を初めてしまい無限に時間が溶けています。RubyKaigi 2023 が近づいて来ているのにこれはまずい。 今日は前回の Ruby フルタイムコミッタになってからやったこと、の定期報告シリーズとして、2023年のQ1にフルタイムコミッタとして行った仕事の一部をご紹介します。 Ruby のリリースについてのご紹介 まず、今回の仕事内容に入る前に2023年2月18日に開催された福岡Rubyist会議03で発表した、Ruby のリリースにまつわる課題をまとめたスライドをご紹介します。 上記スライドでは、毎年、または不定期に行っている安定バージョンのリリース時に発生していた、発生している課題について原因と対策、対策の結果生まれた新たな課題のループについて解説をしています。今回は発表では深くは触れなか
GitHubは200万行規模のRailsアプリケーションであり、毎週RailsとRubyを最新版にアップデートし続けている 4月10日でサービス開始からちょうど15周年を迎えたGitHubは、当初からRuby on Railsを用いたモノリシックなアプリケーションとして作られてきました。現在では200万行近い規模のコードになっているそうです。 今年1月にはGtHubを利用しているデベロッパーが1億人に到達したことも発表しました。GitHubはまさに世界最大級のRailsアプリケーションだと言っていいでしょう。 そのGitHubは5年前の2018年、Railsのバージョンを3.2から5.2に上げる作業に1年半を費やし。そして二度とこのようなことにならないよう、より頻繁にアップデートを行うべき、などの教訓を得たとしていました。 そして現在、GitHubは毎週月曜日にRailsのアップデート作業
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く