複数の企業が推進している次世代の色空間規格xvYCC。この規格は、テレビのカラーパレットを大幅に拡大すると期待されている。 xvYCCは、デジタル時代に向け、テレビ画面に映し出される色のスペクトルをアップデートする目的で作られた。現在使用されている規格「BT.709-5」は、テレビが表示可能な赤、緑、青の範囲を規定している。xvYCCは、この色の範囲を拡大し、シアンや明るい緑色の影を追加する。それにより、より自然な色の表示が可能になる。 三菱デジタルエレクトロニクスアメリカ(MDEA)の製品マーケティング担当シニアマネジャー、Vik Murty氏は米国時間11月29日、サンフランシスコに拠点を置くオーディオ、エンターテインメント技術の専門企業Dolby Laboratoriesにおいて、xvYCCに関するプレゼンテーションを行った。Murty氏はその中で、「より鮮やかかつ豊富な色が楽しめる
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