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ブックマーク / co3k.org (2)

  • CSRF 対策用トークンの値にセッション ID そのものを使ってもいい時代は終わりつつある - co3k.org

    CSRF 脆弱性対策には攻撃者の知り得ない秘密情報をリクエストに対して要求すればよく、そのような用途としてはセッション ID がお手軽でいいよねという時代があったかと思います。 いや、もちろん、 CSRF 対策の文脈だけで言えば今も昔も間違いというわけではありません。セッション ID が秘密情報であるのは Web アプリケーションにおいて当然の前提ですので、 CSRF 対策としてリクエストに求めるべきパラメータとしての条件はたしかに満たしています。 たとえば 『安全なウェブサイトの作り方』 改訂第6版では以下のように解説されています。 6-(i)-a. (中略) その「hidden パラメータ」に秘密情報が挿入されるよう、前のページを自動生成して、実行ページではその値が正しい場合のみ処理を実行する。 (中略) この秘密情報は、セッション管理に使用しているセッション ID を用いる方法の他、

  • 不適切な脆弱性情報ハンドリングが生んだ WordPress プラグイン cforms II のゼロデイ脆弱性 - co3k.org

    2012/02/15、 JVN から JVN#35256978: cforms II におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性 が公開されました。これはクレジットされているとおり、海老原と、同僚の渡辺優也君が勤務中に発見した脆弱性です。 脆弱性自体はどこにでもあるような普通の XSS ですが、実はこの脆弱性、 2010 年 10 月に exploit コードが公開され、それから 1 年 4 ヶ月後の 2012 年 2 月まで修正版が提供されていなかったものです。 このような危険な状態が長期間続いていたのには、様々な理由があります。ここでは、その説明と、どうすれば事態が防げたかということについて検討したいと思います。 脆弱性の概要 題に入る前に、主に cforms II のユーザ向けに脆弱性自体の概要についてざっくり説明します。前述のとおり、未修正の状態で exploit コードが公開

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