スターティアラボが主催の電子出版に関するセミナーが20日開催された。同セミナーでは博報堂DYメディアパートナーズ 雑誌局出版事業推進部 部長 半田勝彦氏が、出版物をとりまく新しい潮流とビジネスの可能性についての講演を行った。 半田氏は、広告市場がピーク時の7兆円から5兆円規模まで下がっている現状を訴え、非常に厳しい状況にあると前置きした。しかし、電子出版やソーシャルリーディングが新しい可能性を開くという。 新しいビジネスの前提として、まず電子出版が何をできるのか、読者に何を提供できるのかを考える必要があるとして、半田氏は、「買える」「行ける」「つながる」「オススメしてくれる」の4つの要素を挙げた。これらは既存の出版物やメディアでも行っていることだが、電子出版なら掲載記事や広告から直接ECサイトに行くことができ、読者や編集部、メーカーなどとも掲示板やコミュニティツールを利用してつながることも
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