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2024年8月5日のブックマーク (9件)

  • 東浩紀伝

    東浩紀の伝記を書く。ゼロ年代に二十代を過ごした私たちにとって、東浩紀は特別の存在であった。これは今の若い人には分からないであろう。経験していないとネット草創期の興奮はおそらく分からないからである。たしかにその頃は就職状況が悪かったのであるが、それはまた別に、インターネットは楽しかったのであり、インターネットが全てを変えていくだろうという夢があった。ゼロ年代を代表する人物を3人挙げるとすれば、東浩紀、堀江貴文ホリエモン)、西村博之(ひろゆき)ということになりそうであるが、彼らはネット草創期に大暴れした面々である。今の若い人たちはデジタルネイティブであり、それこそ赤ちゃんの頃からスマホを触っているそうであるが、我々の小さい頃にはスマホはおろか携帯電話すらなかったのである。ファミコンはあったが。今の若い人たちにはネットがない状況など想像もできないだろう。 私は東浩紀の主著は読んでいるものの、書

    東浩紀伝
  • 自生しているマタタビを採りにいく

    1993年生まれ。京都市伏見区出身、宮崎県在住。天性の分からず屋で分かられず屋。ボードゲームと坂口安吾をこよなく愛している。 前の記事:コストコのクマのぬいぐるみと最期に踊りたい > 個人サイト もがき続けて100年生き抜くブログ が好きなマタタビ 個体差もあるが、一般的にはマタタビが好きだ。枝や粉末がホームセンターなどで市販されていて、与えると酔っぱらったようにへろへろになる。 過去記事:「マタタビvs風呂上がりの飼い主 より長くの気を引くのはどっち?」 近年の研究結果により、がマタタビに夢中になるのは蚊を忌避する成分を体に擦りつけるためだと明らかになっている。すなわち蚊が媒介する伝染病から身を守ることができるのだ。依存性や体への毒性もないそうだ。霊薬すぎるだろ。 枝タイプのほかに乾燥させた実を粉末状にしたものもある そんなマタタビが近所に生えているってなんだかワクワクする。何気

    自生しているマタタビを採りにいく
  • この話すごい面白い。ピッチャーのパフォーマンスがより上がるのはお手本の映像を見せることではなく、イメージが浮かびやすい言葉選びをすることだ→「これってスポーツだけではなく、仕事でもあるよなぁ……」

    みずの@ゆる言語学ラジオ @yuru_mizuno 言語について語るインターネットラジオ「ゆる言語学ラジオ」のスピーカー。ことばの雑学をつぶやきます。新刊『きょう、ゴリラをうえたよ』の予約受付中 youtube.com/@yurugengo みずの@ゆる言語学ラジオ @yuru_mizuno この話すごい面白い。 ピッチャーのパフォーマンスがより上がるのはお手の映像を見せることではなく、イメージが浮かびやすい言葉選びをすることだと言う。 これってスポーツだけではなく、仕事でもあるよなぁ…… pic.twitter.com/bAXt6qCqdK

    この話すごい面白い。ピッチャーのパフォーマンスがより上がるのはお手本の映像を見せることではなく、イメージが浮かびやすい言葉選びをすることだ→「これってスポーツだけではなく、仕事でもあるよなぁ……」
  • この世界の真実に気が付いてしまった…

    ある日、煮卵がべたいなと思った。 ゆで卵はよくべてたんだけど、煮卵が良かった。 ゆで卵を少し半熟気味に茹でて、タッパーに醤油とかみりんとか酒ぶちこんで暫く放置したらとんでもなく美味いものが出来てしまったんだ… 下手したらそのへんのラーメン屋の煮卵より美味いんだが? で、タッパーがデカいもんだから、スペースが余っている。 そこにチーズとか豆腐適当に小さく切って入れた。 うめぇ〜 数日置いとけば更に美味くなる。なんだこれは… これって漬け物? よく分からない…美味い… よく分からないけど、気付いてしまった。 普段べてるものを醤油につけて3日くらい置いとけば普段の更に数倍美味しくなる…すごい みんなこの技知ってたの? 早く言って。 他にも醤油にぶち込んだら美味しいもの募集中

    この世界の真実に気が付いてしまった…
  • 東北のウィーンに生まれたせいで音楽が嫌いになった

    数ヶ月前にケンミンSHOWで東北のウィーンが取り上げられていて思い出したので書く。 東北のウィーンでは街全体が音楽に力を入れており、特に合唱が強い。小・中・高で合唱コンクールの全国大会常連強豪校がそれぞれある。校歌を混声3部合唱にしちゃう学校もあるくらい気だ。番組で紹介されたように、合唱サークルも多く夜の公民館では歌声がよく聴こえる。 東北のウィーンに生まれ、小学生〜中学生の時は音楽の授業といえば合唱だった。リコーダーや木琴等の楽器に触れる合奏はほとんどなかったと思う。 合唱が当たり前の環境で、合唱に関しては音楽の先生方はどの先生も気で取り組んでいたと思う。でも、音痴で歌が下手な自分にとっては苦痛だった。 授業中に歌のテストがしょっちゅうあり、クラスメイトの前で1人で歌わされる。上手い子は褒められるが自分みたいな下手は皆の前で先生から罵倒されたり嫌味を言われることが辛かった。音楽の授業

    東北のウィーンに生まれたせいで音楽が嫌いになった
  • 「ふるさと納税で来た佐賀牛が殆ど牛脂で食えない」→リュウジさん「こういうお肉はガーリックライスにすると飛べます」

    🈚️ききき貴金属貴族🍋 @KiKiKi_KiKi @kinyuka ちょっと脂が多いようにも思いますが、佐賀牛って元々めちゃくちゃ脂分多いので、カルビ部位で霜降りだとこんな感じになる事も無くはなさそうかも〜って思っちゃいました

    「ふるさと納税で来た佐賀牛が殆ど牛脂で食えない」→リュウジさん「こういうお肉はガーリックライスにすると飛べます」
  • 男が結婚して失ったもの

    30代男性。そろそろ結婚10年目。 結婚生活と育児でいろんなものを失ってきた。 自由な時間もう何年もテレビゲームをしていない。山積みの新書も読んでいない。 経済的余裕年収900万。こづかいは2万。 付き合いの飲み代とおやつ代でだいたい消える。残った分は、誘惑に勝てずに子どものおもちゃを買ってしまう。 性処理の自由自家発電の自由は失われた。性行為も稀である。 性欲というか、赤子の相手をするうちに、性欲もずいぶん減退した。 惰眠を貪る最高の時間休日に昼まで寝るなど許されないのだ。 LDLコレステロールお腹もすっかりへっこみました。 慢性的な耳鳴りと動悸自律神経がおかしくなってたんだろうね。結婚して1年くらいで消えた。 朝起きたときの絶望感と吐き気中学生くらいのときからの定番だったのになぜか消えた。 将来に対する漠然とした不安これも、なんか知らんうちにすっかり消えた。 「死にたい」とつぶやく癖別

    男が結婚して失ったもの
  • 弱者男性がキャバクラ行ったけど、キツかった。

    30代の弱者男性です。 土曜日に、コッテリとお偉いさんから怒られるパワハラ飲み会があった。 帰りに一人で、5000円ポッキリということで、無料案内所から、キャバクラへ。 5000円しかマジで持っていなかった。 女性から、ドリンク飲んでいいですか〜?と聞かれても、お金ないから厳しいです。と断った。 いやあ、そしたら、ドリンク入れないと、女性は怒り出すんだよなあ。 何度も何度も、ドリンク入れていいかと聞き続ける。 自分は、当に5000円しか持ってないので、無理ですと言い続ける。 女性の主張としては、「ここは安いガールズバーじゃない(普通の繁華街のキャバクラだけどなあ)」、「話をするならドリンクを入れろ」、「私は態度変えないが、ドリンク入れないと態度変わる女性もいるから気をつけろ(思いっきり睨んで、態度悪くなったけどなあ)」との主張。 正直、意味がわからなかったんだけど、そんな世界なのか〜と思

    弱者男性がキャバクラ行ったけど、キツかった。
  • 夫が他界して半年が経った

    子どもがおらず、ふたりとも働いていたので(もっとも最後の2年くらい夫は働けていなかったが)、なんとなく私たちは独立した個人で、ただ好きあっているので一緒にいるだけなのだとどこかで思っていた。一緒にいることもあれば、お互いの趣味友人についてそこまで深入りすることもなく、それはとても理想的だと思っていた。 それがひとりぼっちになった途端、足もとかおぼつかなくなっている。私個人の外側に置いているとばかり思っていた夫は、ずいぶん私の中に入りこんでいたらしい。夫という一部を失った私は、自分の輪郭が分からなくなった。どうして毎朝起きるんだっけ。何で毎日べるものを考えて作ってご飯をべてるんだっけ。今、立っている場所が、地面が揺れている。何で仕事に行って、なんで休みの日に休むんだっけ。お金を稼いでも、休みがあっても何にもすることはないのに。なんで夫は死んで、私は生きているんだっけ。 確かにあった肉体

    夫が他界して半年が経った