HIGURE17-15casにて、2月17日(土)より守章 展 日高見中瀬 hitakami nakaze を開催します。守章は2021年2月末から2023年4月中旬まで制作拠点を東京から仙台市に移しました。その時期に岩手・宮城の両県にまたがり、石巻湾から太平洋に注ぐ北上川流域にまつわる歴史的事象、環境的事象の調査研究及び作品制作に着手しました。 北上山地と奥羽山脈という成り立ちの異なる東西の山の岩石が、川で流され合流する河原で多様な石を採取し並べ水切りを試みた作品「一四九漂礫」。北上川の流域に設置されている無人観測所ライブカメラからの画像を情報公開されているホームページから定点撮影を行い継続的に一年を通し記録し編集した作品「気象観測所_日高見」。プロジェクト名称の日高見中瀬とは、北上川に由来する日高見と河口にある中州、中瀬の名称を併せた造語です。