侵攻3カ月前の昨年11月に撮影されたウクライナ将棋道場のメンバー。中央下が日本将棋連盟ウクライナ支部長のイーゴル・ストルメッツキーさん(ストルメッツキーさん提供) ロシア侵攻による戦禍に苦しむウクライナの首都キーウ(キエフ)には、将棋道場がある。立ち上げたイーゴル・ストルメッツキーさん(28)は日本将棋連盟のウクライナ支部長で、日本のタイトル戦さながらの大会を開催するなど将棋の普及に取り組んできたが、その日常はロシアによって破壊された。キーウを脱出し、現在西部の街にいるストルメッツキーさん。爆撃の警報が鳴り渡る日常の中でリモートで産経新聞の取材に応じ、「好きな将棋を指していた穏やかな日々に戻りたい」と話した。 「将棋にまつわる文化を愛している」キーウでプログラマーとして働いていたストルメッツキーさんはアニメをきっかけに約5年前から日本語を学び、その過程で将棋を知った。「チェスと違い駒が取ら
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