マーケティングのトップであるCMO(Chief Marketing Officer)と広報の間には、理解し難い溝やギャップがあります。記事という「仕上がりの読めない成果物」に対し、広告のような予測が求められることも。データ分析が進むマーケ部門からすると、広報は気難しい職人のように見えます。 私が求めているのはこんなものじゃない!! ※画像はイメージ(画像提供:Teerapong Teerapong/Shutterstock.com) CMOからの相談、広報がプランを出してこない 長髪に作務衣姿の陶芸家が、気難しそうに焼き上がったばかりのつぼを眺めている。やおらそのつぼを持ち上げると、「ちがーう!」と叫んで地面にたたきつける――。どこかで見たようなシーンで、陶芸家というとこんなイメージがあるのは私だけでしょうか。 この続きとして、恐る恐るテレビのリポーターがマイクを向けると、なにやら難しいこ