以前の職場では、完全なウォータフォールをやっていたとは言い切れないのですが、基本的に設計→製造→テスト→リリースという1回の流れでやっていたため、どちらかと言うとウォータフォールだったと思っています。その職場では、コーディングを「製造」と読んでいました。当然、設計というのは「設計書を作る」ことによって行われることであり、その設計書に基づいてコードというアウトプットを行うわけですので、コーディングは「製造」と考えるのは当然だと思います。 アジャイル開発を始めて感じた違いは多くありましたが、その一つはコーディングの考え方の違いです。以下はXPのプラクティスです(Wikipediaより)。 テスト駆動開発 ペアプログラミング リファクタリング ソースコードの共同所有 継続的インテグレーション YAGNI これらの共通的な基本的な考え方は、「変えることを前提としている」という点です。私は製造業で働
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