──12月3日。とうとうこの日がやってきた。 ベンジャミンの、初の著書の発売日だ。 彼は今でこそはてなブログで有名になり、私もはてなブックマークでそこそこ知られるようになったようだが、私たちの出会いは2008年、大学の文芸サークルだった。 彼は学生時代から小説が飛び抜けて上手かったので、小説ではなく評論の本で商業出版デビューというのは少々意外な気はしたが、ベンジャミンのブログ「動物的道徳日記」も、外部メディアの記事もどれもSNSでたびたび話題になっていたので、評論でのデビューというのも不思議ではなかった。 書籍の発売のタイミングで発表された、こちらの記事も読んでみた。 gendai.ismedia.jp 私がすでにブックマークのコメントで書いていることは割愛するが、書ききれなかったことや、コメント欄を読んで思ったことなど書いてみたいと思う。(長くなったので複数回に分けます) b.haten