■[メモ]知恵のはなし 2 きのう「知恵は自分の心を自分で決めて、世界を受け入れないと身につかない」と書いたのはどういうことかというと、知恵というのは「こういうときにはこうするものだ」「こういうときにはこうなるものだ」という形で語られるものである、ということです。 だから、若い頃の自分を思い返すと「きっとこうなるはずだ」という無根拠な甘い期待と「こんなはずじゃない」という現実の否定、その堂々巡りで、当時はそれでも自分なりに一生懸命考えていたつもりだったけど、それはやっぱり知恵ではなかったんだよね。 現実を認めて、さあ自分はどうするか、と肚を決めるのが知恵だからね。 あのときいくら考えても答えが見つからなかった理由はいまとてもよくわかーる。 前に、「何かが滞ってるようなときっていうのは、つきつめていくと”何かを認めたくない”っていう意思がどこかを塞いでる、それだけの問題じゃないすかね」と書い