朝日新聞書評 2011/7-9 山形浩生 ■根本祐二『朽ちるインフラ―忍び寄るもうひとつの危機』(日本経済新聞社) 上下水道、学校、道路――現代日本のインフラの多くは半世紀前の高度成長時代に作られた。その補修や交換のために今後数百兆円規模の莫大な費用が必要になるが、人口減少と高齢化、財政悪化に伴い、もはや全面維持は不可能だ。それを今後住民に納得させ、維持管理と資金捻出の新手法も含めた計画立案を、いまから進めなくてはならない。 本書はこの面倒だが避けがたい事実を、ストレートに指摘した本だ。 理念やお題目より数字と具体的な提案に物を言わせる本だが、読みやすく事例も豊富で説得力は高い。そして本書の根底にある、今後の日本が直面する大問題は市街地の秩序ある縮小なのだという認識は、都市計画や建築リノベーションの分野も共同で取り組むべき重要な課題だ。 震災復興はそれを試すまたとない機会だが、その具体的な
3月11日に福島第1原発の事故発生以来、日本の原子力産業は防戦一方の劣勢に立たされている。全国各地の原発では、定期検査で停止中の原子炉でさえ、地元自治体の反対にあって再稼働できない状態だ。そして、このように反原発へ傾いた世論が変化しない限り、来年までにすべての原発が停止する可能性も取りざたされていた。 ただ、ここに来て、一部の自治体に原発の稼働再開を容認する動きも出てきた。 高橋はるみ北海道知事は17日の記者会見で、北海道の最北端に位置する北海道電力泊原発3号機の営業再開を容認する意向を明らかにした。これを受けて経済産業省原子力安全・保安院は再開の承認となる定期検査の修了証を交付。同3号機は定期検査を終え、営業運転を再開した。東日本大震災後に定検から営業運転に移行した原発は初めて。 高橋知事は今回の決定にあたり、「私としては、原子力発電所に関しては、何よりも安全を優先し、道民の不安の解消に
例えばFacebookやTwitterなどのソーシャルサービスは、実際にどれくらい国内企業ネットで使われているのか---。大手ファイアウォールベンダーの米パロアルトネットワークスは、半年に一度、世界中のユーザー企業を対象に大規模なトラフィック調査を実施し、様々なデータを収集および分析している。来日した調査担当者に、日本の国内企業におけるトラフィック傾向などについて話を聞いた。 まずは調査の概要について教えてほしい。 2008年から約半年に1回の割合で、世界中のユーザー企業を対象にトラフィック調査を実施している。最新のデータは2011年5月に実施した調査で得たもので、調査対象となった企業の数は全世界で合計1253社、そのうち日本の企業は87社入っている。調査対象企業の数は回を重ねるごとに大きく増えており、前回(2010年10月)は723社、前々回(2010年3月)は347社だった。具体的な企
谷中ベビマム安心ネット台東区谷中エリアで乳幼児を持つファミリーのための、地域密着型、子育て・生活情報サイトです。 根津や千駄木、上野桜木、池之端、日暮里、西日暮里などの話も入ります。 メーリングリスト→ http://www.freeml.com/yanakababymom にもぜひご参加ください! 遅くなってしまいましたが、『線量HAKARI隊』のご報告です。 2011年7月31日(日)、ベビマムのメーリングリストで希望を募り、 ガイガーカウンターで希望する場所を測ってしまおう!という企画を実施しました。 基本的な条件は以下の通り。 --- 測定機材: RADEX RD1503 ガイガーミューラ計数管 測定日天候: 曇り、時々小雨 前日天候: 曇り、時々雨 計測地点: 地上5㎝/1m 2か所で測定 測定時間: 1か所約5分間 単位: μSv(マイクロシーベルト)/毎時 --- 機器によっ
印刷 メール 福島の子ども、半数近くが甲状腺被曝 政府調査で判明 関連トピックス 東京電力 原子力発電所 子どもの甲状腺の検査について国の原子力被災者生活支援チームが開いた説明会=17日午後6時41分、福島県いわき市内、西堀岳路撮影 東京電力福島第一原子力発電所事故をめぐり、政府の原子力災害対策本部は17日、福島県の子ども約1150人を対象にした甲状腺の内部被曝(ひばく)検査で、45%で被曝が確認されていたことを明らかにした。17日、同県いわき市で開かれた説明会で発表した。すぐに医療措置が必要な値ではないと判断されているが、低い線量の被曝は不明な点も多く、長期的に見守る必要がある。 検査は3月24〜30日、いわき市と川俣町、飯舘村で0〜15歳の子どもを対象に実施した。原子力安全委員会が当時、精密検査が必要だと決めた基準は甲状腺被曝線量が毎時0.20マイクロシーベルト以上。1150人のうち、
「意志の力には限界がある」という説や、「精神力や集中力は自分次第で何とでもなる」という説など、ライフハッカーではこれまでにも意志力について諸説ご紹介してきました。今回は、意志がどのくらい強いかに関わらず、簡単な脳のトレーニングをするだけで、意志を強くできるかもしれないという説をご紹介します。 意志力を高めたり発揮したりするには、作業記憶の強さが大事になってきます。これは、注意を払うこと、計画を立てること、記憶すること、行動を起こしたり妨げたりする能力に当たります。 「Psychology Today」のSian Beilock博士の記事によると、心理学の雑誌に載っていた最近の研究では、作業記憶が人間の意志の強さにおいて、いかに大きな役割を占めているかが明らかにされているそうです。この研究では、お酒をよく飲む人たち(週に30杯くらい)を2つのグループに分けて、いくつかの実験をしています。 最
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