国際競争力を高めるためとして政府が外国人留学生を積極的に受け入れる計画を進める中、留学生の受け入れ先となる日本語学校も全国で急増しています。NHKが調べたところ、この5年間だけで200校以上の日本語学校が新設され、建設業や人材派遣業など異業種からの参入も相次いでいることがわかりました。専門家は「人手不足に悩む日本社会が留学生を労働力として求めていることが日本語学校急増の背景にあるのではないか」と指摘しています。 それに伴い留学生の受け入れ先となる日本語学校も全国で急増し、その数はことし過去最高の643校に上っています。 NHKが全国の日本語学校について詳しく調べたところ、この5年間だけで全体の3割にあたる206校が新設され、ことしに入ってからも80校が相次いで設立されていたことがわかりました。 さらに5年間に新設された日本語学校のうち180校について聞き取り調査や登記簿などを調べ誰が経営し