広告が訴える商品の美点を鵜呑みにする消費者はいない。 だが、テレビや新聞、雑誌などメディアが発信する情報になると、人は疑いもなく受け入れてしまいがちだ。ほとんどすべてのメディアビジネスは、産業界からの広告収入で成り立っていることは誰でも知っているにもかかわらず、である。 広告収入で成り立っているとは言え、もちろんメディアが売らんかなの悪意でウソの情報を流すわけではない。しかし、消費者にとっては重要だとしても、広告主にとって望ましくない情報をメディアが発信するには、消費者の想像も及ばぬほどの高潔な勇気がメディアを作る人間と組織には求められる。 例えば、ファッション雑誌の記事が、広告主のブランドをどこかのパクリだと批判する。例えば自動車雑誌の記事が、広告主の新車の性能を時代遅れだと酷評する。そういうことは、ごくごく一部の特権的なクオリティメディアにしか許されないことなのだ。 そうだからこそ、メ
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