「B-PUMP TOKYO」など全国にクライミングジム6店舗を展開する有限会社フロンティアスピリッツによるクライミング専用トレーニングジムが10月1日、新宿御苑にオープンする。 「トレーニング」、「スクール」、「ケア」の3つをサポートしており、クライミング上達のために必要な要素を5つに分けて徹底的に解明した『CLIMBER’S BIBLE』(上・下巻)に基づいて体系的なトレーニングを行なうことができる。 従来のクライミングジムとは異なり、課題もムーブや動きの特性ごとに設定されているため、グレードを目安に登るのではなく、特定の動きを重点的にトレーニングすることが可能。美しく楽しく登り続けるために、登攀フォーム・ムーヴを基礎からしっかりと学ぶことができる。 また、持久力を鍛えるための、全長50mにも及ぶトラバース壁や自動で壁が動く最新の設備も導入されている。 他にもクライミングウォールだけでな
文=蓑和田一洋 監修=ジャック中根(クライミングプロショップ「カラファテ」) *この記事は『CLIMBINGjoy No.5 2010年10月号』掲載記事をもとにしています。 クライミングシューズのソールは、ほとんどが平面、つまりフラットになっています。理由は「静止摩擦係数 × 面積 × 加重=フリクション」という法則があるからです。 「静止摩擦係数」とは、クライミングでいえば「滑りにくいソール(ゴム)」のこと。「フリクションが高い」とは、足が滑りにくいこと。つまり、ソール(静止摩擦係数)がフットホールドと広い「面積」で接するとフリクションは高くなります。この広い面積を出すためには、フラットなソールが有利なのです。なお登山靴は、岩と違って砂利や泥地など着地点自体が動くため、それに対してスパイクのように食い込める、パターンの深いソールが使われています。 まず、高いフィット感があります。これは
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