どうにも動けない。しかし動かないと、眠ることも出来ない。また明日は寝不足だ。寝不足だって言ってるのに。と、『落堕』を思い出す。 気持ちが晴れない原因なんてないはずだ。恋人はずっと大人になっていて、僕がメールをできないことを察してメールを止めてくれていた。寂しいとか何も言わずに、受け入れてくれている。ありがとう。申し訳なくてさっき電話をしたけれど、ほとんど何も話せなかった。 加湿器のタンクの水がなくなったので、台所に足しに行った。それだけで、息が切れそうになり動悸が止まらない。もちろん、小さい加湿器で、片手どころか2本の指で持てる程度のタンクだ。 どうにかして、この不安から抜け出したい。目の前の課題と目標に足がすくんでいるんだな。でもその課題と目標を設定したのは自分自身。自分に出来るだろうか、努力できるだろうか、無理だ、出来ない、無理無理、とか。そんなことしか考えられないなら、一番楽な現状維