前回まで、90xiで動作するネットワーク対応のカードゲームの作り方を紹介してきた。最終回はこのアプリをもっと展開させていくための手法と、90xiアプリのこれからについて解説しよう。 赤外線通信 赤外線通信を使えば通信費をかけずにデータのやり取りができる。これを用いれば、カードゲームへの応用として、ユーザ間でのカード交換を実現できる。 赤外線通信のモデルは、サーバ/クライアントモデルとなっている。サーバが待機状態になっている時にクライアントがデータを送信したり、また、データを要求して受信したりすることができる。サーバとクライアントはセットで使用しなければならないので、両方のサンプルを紹介する。HTTP通信と似ているため、理解しやすいだろう。 以下がクライアントのプログラムである。 // 受信/送信するカード番号 int card_recv, card_send; // ClientObexC
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