内閣府が発表した調査結果*1によると、コロナウイルス禍に伴う全国のテレワーク率は34.6%、テレワーク経験者のテレワーク利用希望は8割を超えています。 この事実から見ると、テレワークの満足度は非常に高いと言えます。 何しろ、「継続希望が8割」なのです。 テレワーク経験者の多くはテレワークに移行することを望んでおり、「場所にとらわれない働き方」は概ね好評のようです。 しかし残念ながら、テレワーク率そのものは、コロナウイルス禍の真っ只中にあっても35%程度。 さらに、緊急事態宣言が明けたあとの通勤時間帯の電車を見ると、「通勤ラッシュ」が復活しつつあるようです。 ここから推測できるのは、やはり多くの企業・人にとって「テレワーク」は望ましいと考えるものの、ハードルは高いのではないかという仮説が浮き上がってきます。 一体なぜこれほど多くの企業が、満足率の高い働き方であるはずのテレワークを、主たる働き